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幸せ(を伝えたいと思う)なら態度で示そうよ

「幸せなら態度で示そうよ」
昨日の記事でも書いたこの歌詞について改めて考えてみる。

人間にとって「幸せだとこんな態度になる」というのは、ある程度は共通するところがあるものかもしれない。
笑顔になったり、からだが緩んだり。
しかし、全てが同じ態度で表されるわけではない。
例えば、緊張している時。
人見知りで緊張すると口数が少なくなってしまう人がいる。
その一方で、緊張すればするほど饒舌をふるうタイプの人もいる。

表れた部分で何をどう判断するか。
それは、受け取る側が勝手に判断しているだけのことなのだと思う。

表れた部分に対し、その裏にはきっと他の何かがあるに違いないと疑ってかかるのも違う気がする。
表れた部分を全てとすることでは、知り得ない何かが残ってしまうものだとも思う。
そもそも、全て知るなどないことかもしれないけれど。

わかりやすく示すこと。
それは、「受け取る側の安心のためだけの態度」としてのものではないと思う。
「幸せでしょ?そう示してよ」という強要から表されたものは、何も表されていないのと同じことだと思う。
幸せを態度で示したいと思った時、それは自分が幸せを感じる時。
そして、それを相手に伝えたいと思う時。

*

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