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それは正しいかもしれないけど、優しくない

昨日、「幸運なひと」というドラマを観ていて、印象に残るセリフがありました。
医師が、がんの治療法について、
「どんな治療を選択するかは、患者さん人それぞれです。」
的な言葉を言ったあとの、患者のパートナーのセリフです。

「それは正しいのかもしれないけれど、優しくない。」

「人それぞれ」って、便利な言葉だと思います。
もちろん、その言葉が優しさである場面もあります。
けれど、そうではないときもある言葉なんですね。

きっと「優しさ」って、ちょっぴり「責任」を伴うことなのだと思います。

優しさって 残酷よね?
心まで みだれるもの

to Mother/YUI

優しさって、パワーがあるものです。
もしかすると、人を変えてしまうような。
それを「責任」と捉えるのは、大げさかもしれません。
でも、今の僕にとっては、腑に落ちる捉え方だなー、と思っています。

「優しいね」。
これまで、そう言ってもらえることは多かったと思います。
でも、自分ではそう思っていなかったです。
「優しさ」って、ちょっぴり「責任」を伴うこと。
そう捉えると、「責任を伴うような優しさって、発揮してこなかったな」と思います。

優しさに対して、また新しい捉え方ができました。
これからも、「優しさ」と仲良くなっていきたいな、と思います。

優しさって 側にあればふと 甘えてしまうもの

to Mother/YUI

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