![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/171248394/rectangle_large_type_2_ea7919018d482dc19130208763f497cf.png?width=1200)
Photo by
haru_lifelog
五七五で残す記憶
緩やかな坂道を歩く。聞こえるのは鳥の囀りと私の息遣いだけ。寂しくも少し落ち着くこの時間。この感覚が好きで私は一人旅をやめられない。ようやく坂を上がり切り、小高い展望台から田園風景を見渡す。もう鳥の囀りも私の耳には入ってこない。松尾芭蕉の気分になり、ここで一句。
一人旅 鳥もおちるる 稲穂かな
緩やかな坂道を歩く。聞こえるのは鳥の囀りと私の息遣いだけ。寂しくも少し落ち着くこの時間。この感覚が好きで私は一人旅をやめられない。ようやく坂を上がり切り、小高い展望台から田園風景を見渡す。もう鳥の囀りも私の耳には入ってこない。松尾芭蕉の気分になり、ここで一句。
一人旅 鳥もおちるる 稲穂かな