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肥料にはこだわった方がいい話

安い肥料にご用心

こんにちは、農業愛好家の皆さん!冬が過ぎ、果樹に肥料を投入する季節がやってきましたね。この時期は、果樹の成長を促すために肥料を多く必要としますが、最近は肥料代が高騰しており、コストを抑えようと安価な肥料に手を出したくなることも。今日は、私が実際に経験した「安い肥料で失敗した話」をご紹介します。同じ轍を踏まないためにも、参考にしていただければ幸いです。



鶏糞は乾燥したものを使おう
まず最初の失敗は鶏糞です。市場には発酵タイプと乾燥タイプがありますが、私は安さに惹かれ、発酵タイプを選んでしまいました。これが大きな間違いでした。

  1. 臭いが強烈
    施した直後からあたり一帯に広がる匂い。数日で収まるかと思いきや、何週間も続きました。ご近所迷惑にならないようにと気を遣う必要があり、精神的にも疲れました。

  2. 重たく、撒きにくい
    発酵タイプは水分を多く含んでいるため、重くて扱いが大変でした。乾燥タイプと比べて撒くのに倍以上の労力がかかり、作業効率が大幅に低下しました。

  3. 分解が遅く、効果が現れにくい
    肥料成分が分解されるのに時間がかかるため、施肥した効果を感じるまでに非常に時間がかかりました。

結果、次回からは少々値段が高くても乾燥した鶏糞を選ぼうと決意しました。



尿素の固まりにご用心
次に失敗したのは尿素です。破れた袋のものが安く売られていたので、節約のために購入したのですが、これがまた失敗でした。

  1. 固まりすぎて使えない
    尿素が一塊になっていて、ほぐすのも一苦労。水で溶かせば問題ないと思っていましたが、結局ほぐす手間がかかりすぎて使い物になりませんでした。

  2. 計量がしにくい
    塊のままでは必要量を正確に計れず、施肥量を調整するのが難しくなりました。

これを教訓に、「袋の破損がない新鮮な肥料」を買うようにしています。




肥料選びで失敗すると、ただの節約が逆にコスト増になることもあります。少し高価でも使いやすく、信頼性のあるものを選ぶのが、結果的には効率的で長期的にコストパフォーマンスも良いと感じました。
みなさんも、この経験を活かして賢く肥料を選びましょう!


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