人生は冒険の旅!
記録です。
いつもお読みいただきありがとうございます!
娘の小学校は今年で150周年を迎えます。
そこで、今日は先日学校で行われた記念講演会へ出席してきた感想記事を書きたいと思います。
講師は、奥 真由美さん。
教員経験を経て、今から30年ほど前、不登校の子供たちと無人島で3ヶ月半を過ごしたご経験をもつすごい人です!
現在は一般社団法人Sail On Japanの代表理事、学習塾やプログラミングスクールの経営、不登校フリースクール、不登校カウンセリング、母親向け教育コーチング、キャリア教育コーディネーターとして小中高でキャリア授業を行うなど…(息継ぎ)
様々な活動をされているすごい人です!
ご出身は秋田県秋田市で県教育委員会にも所属されています。
今回は
「生きる力を育むために、学校・家庭・地域でできること」
というテーマでお話をしてくださいました。
まずは、全国の学生たちと関わり合う中で、奥先生が感じた秋田県の子供たちの特徴がこちら。
完全にうちのお姉さん~~~~~!笑
特にこうした講演会をしたときの質問タイムに上がる手の数が完全に違うようで。
恥ずかしいのか、人の目を気にして自信がないのか、こんなことを聞いて変に思われたらどうしようと失敗を恐れているのか。
決められたこと、言われたこと以上はしない、成績は全国上位でも暗記や詰め込み式が主であるため、課題解決力に乏しく世界に羽ばたいていく人材が少ない、そんな耳の痛い特徴があるのでした(親世代にも刺さりまくるお話…)
でも、見方や考え方を変えていくだけで(学校の対応、家庭での子供との関わり、地域との協力と関係性)一気にこれからの人材が育つポテンシャルを秘めているのは秋田県の子供たち!
と少しフォローされる。
とにかく、一にも二にも気になったのが不登校の子供たちを連れての無人島生活。
そうかそうか、飛行機でどこかへいってそこから無人島(観光地)へ行ったんだなぁ~すごいな~…と思っていましたが、なんと
当時全国から不登校の中学生12名と、大人4名(奥真由美先生、航海士、栄養士、医師)で、
大型ヨットでミクロネシアの無人島へ片道40日かけての大航海でした
想像以上に過酷すぎワロタ\(^o^)/
学校へ行けない子供を「登校拒否」と呼び、不良や病気などと言われていた時代です。
本当に子供たちだけの問題なのか…
大航海を経て、水も食料も電気もトイレも、住む家すら自分たちで作らなければならない無人島への大冒険を子供たちに経験させたら何かが変わるんじゃないか。
そんな仮説のもと始動したプロジェクトだったそうです。
その体験から得た生きる力を育むために必要なこととは。
無人島サバイバルで得た学びですが、奥先生曰く、
子供たちには元々この能力が備わっていると言います。
登校拒否は不良だ、病気だと言われていた子供たちが大人よりも主体的に行動し、アイディアを出し、生活に順応してイキイキとしていたのだそうです。
大人や親はしばしば、「子供にはできないだろう」と軽視したり、「危ないから」「心配だから」「失敗したら可哀想」と子供を守ってしまいがちです。
大切なのは、
うちのお姉さんにはほとんどやらせてあげられてないなぁ。
というか、親である私でさえ出来てないこともあったりします。
奥先生は他にもキャリア教育として学生起業プロジェクトにも携わり、県内の高校生のやってみたい!を応援しています。
実際、高校生が自ら接客営業するカフェをオープンさせたり、高校生が商品開発からはじめ、クラファンで募った資金で機械やショーケースなどを購入し、駅にジェラート屋をオープンしたりしています。(JR東日本の地域共創アワードで優秀賞を受賞)
今後は高校生以外にも、小中学生にもお金の勉強やキャリア授業を計画しているとおっしゃっていました。
今の子供たちって恵まれているなぁ。
実は講演会が始まったとき、一番最初に奥先生がおっしゃっていたことがありました。
一期一会
人生は一度きり、失敗も成功もすべてのことに意味があるので、今を大切に生きる。
…このときびっくりしたんですが、丁度その日の朝に娘に「一期一会」という言葉の意味を伝えていたところでした笑
お姉さんの人生は続いていくけど、小学校三年生のお姉さんである時期は今しかないし経験もできないからね、云々。
本当にそれを体現されている奥先生のお話を聞くことができてとてもいい時間でした。
ここまで読んでくださった方に感謝です。
ありがとうございました!