9/23 劇場版ハーモニー / ロマサガ２「バトル１」
先週に引き続き何もしない３連休だった…。
伊藤計劃の「ハーモニー」の劇場版映画だけ見たが、虐殺器官以上に、とても良かった。小説で描かれたテーマが映像を通して、しっかりと伝わってきた。小説との違いとして、映像で明確に表現された百合設定、愛憎こそ意識の産物であり、意識を意識たらしめる感情の最たるものとすれば、この表現は原作で描かれた主題を更に際立たせるものだったように思える。
小説に感化され、日常に入り込み、活字を求める感覚、小中学生の頃以来のような感覚。この歳になって、これほどまでに文字や紙（ただし、kindle）を求めることになるとは思わなかった…。
職場にだってたくさんの文字があり、紙がたくさんあってうんざりしていたはずが、、、そんな内部向けの紙の大部分は、幹部の思いを斟酌して可視化する仕事の産物でしかなくて、誰の心を動かすわけではなく、大組織の歯車の摩擦係数を下げるだけのものだったりする。…まぁ、とはいえ、そうではないものもあったり、自分の裁量でできること、それが人の心に届いたりするものもあったりするので、やめられないところもあるものの。
質の良い小説の文字は、止めていた自分自身の思考の歯車を再び回すような、ぼんやりとした感覚や感性を思考に落とし込み、意識化していくプロセスのような。うーーーん、まだしっくりこないが、この感覚はなんとなく言葉に落とし込んでおきたいと思ったので、ここに残しておく。
以下、今週の個人的に主だったニュース。
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ロマンシングサ・ガ２「バトル1」 作曲：伊藤賢治
リメイク出てるので、こちらを。
余談ながら、この曲は、シンボルエネミーと遭遇した時のバァン！っていうSEとセットで聴きたい。
イトケン節のいつも印象的なメロディラインや、ドコドコするドラムは言うまでもなくとても良いのですが、ベースラインまで渋くてかっこよい…。イトケン先生ご自身は、バトル曲苦手とかおっしゃっておられますが…。
とりあえず1時間で紙を書き上げないと事故る！って時にこれを聴きながら、電球ピコンってなるのを期待しつつ、自分を追い込む時、こんな時はサガの戦闘曲一択ですな…。
本日のサムネのテーマ
「ハーモニー、社会の歯車、錆びついた自分の中の歯車、将軍、皇帝の玉座、新宿、池袋、五反田、恵比寿、大久保、品川、上野」
…七英雄の由来駅を並べたのに、various tokyo neighborhoodでまとめられてしまった…。