土方についてと世界最古の企業
赤月ゆに氏の配信を切り抜いた。
土方(どかた)について語ったものだ。
確かに土方というと世間は偏見の目で見ているという話はある。
だが正直、個人的には知り合いの土方がめちゃくちゃ稼いでいたのでむしろ勝ち組なんじゃないかと思っていた。
とはいえ世間はありきたりなイメージで語るものだ。仕方ない。
そんな土方、というか土木関係者(建築含む)だが、赤月ゆに氏が配信内で言っていたように、江戸時代では華の三職と呼ばれて憧れの存在だった。
赤月ゆに氏は今後AIによって頭脳労働が取って代わられた世界では、こうした土木作業のような肉体労働こそ、人間のやるべき作業として回帰するのではないかと語っている。
キノの旅で機械にすべてを任せた国なんてのがあったが、ひたすら計算することでストレスを受けることが人間の仕事、みたいになっていたのを思い出す。
果たして未来はどんな世界になるのやらだ。
・・・でも考えてみれば、もう一部の人はゲームをやったり雑談したりすることが仕事になってるんだよなと思うと、現代もなかなか凄いことになってきたなとは思う。
そういえば配信では以下の本を紹介していたが、実際にベーシックインカムが実現した世界がどうなるのかも気になるところだ。
個人的にはめちゃくちゃ実現してほしいのだが、やはり難しいのだろうか。
それはさておき、土木建築は日本が誇るべきものである。
なぜならば、世界最古の企業は日本の金剛組だからである。
いやまさか世界最古が日本だとは。
金剛組は、いうなれば宮大工の集団だ。
聖徳太子の命によって、四天王寺建立のために百済から招かれた金剛重光が創業した。
百済から呼ばれたのは、金剛(こんごう)、早水(はやみ)、永路(ながみち)の3名だったようだが、この3人でよく四天王寺作れたなと思う。
いや実際に働いたのは3人だけじゃないのはわかっているが、いきなり異国に来てよくやれたものだ。
四天王寺建立まで10数年+αとのことだが、重機もないわ、教えながらだわということを考えたらそれくらいかかって当然なのだろう。
幕末や明治のお雇い外国人も大変だったんだろうなあと思う。
給料は凄まじかったらしいけど。
今回の配信を切り抜いたのも、土方→建築と頭の中で繋がり、
最近金剛組についてちょうど聞いた覚えがあったからである。
もちろん聞いたのはYoutubeの動画でだ。
動画内のラスト辺りでスタンフォード監獄実験のくだりが出てくるのも、前回の切り抜きとのシンクロニシティを感じる。
やはりYoutubeは良い。
見てるだけであらゆる情報が得られる。
変な情報もいっぱいあるけど。
今後もあれやこれやの知識を詰め込んで、
どんどんそれらを連携していきたいものだ。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?