短編映画「ウマレカイリ」を観て。
2年前に、FBでクラウドファンディングしていたこの映画。予告編の1分半程の動画に、一瞬で魅了され、必ずやこの映画を鑑賞しようと上映会を追ってきましたが、ようやくわたしが観られるタイミングがきました。
前々から行ってみたいなと思っていた、cafeでの上映会だったこともあってすぐに、申込みをしてその時を迎えることになりました。
この世界は
傷ついた心で溢れているのに、
みんな、見ないように、見ないように
生きてる。
なぜワタシたちは忘れてしまったんだろう。
美しい、じぶん自身を。
この予告編からの言葉に、そして透き通るような透明感を伴った監督でもあり、主人公なつみの声優でもある、あまのゆきえさんの響きが、わたしの内側から共鳴するように、細胞がゾワッと反応する感覚がありました。
映画がはじまり、何度も、何度も、深く共感する場面が重なり、まさに自分自身の統合。ヒカリと闇が手を取り合いながら、どちらが良いとか悪いとかでもなくて、その二元論から離れた場所からただただ、闇からの内なる叫びの声を聞き入れていくこと。
「本当の自分を見ないようにしてきたあんたなんかに私らを救える力なんてないよ 帰んな」という闇なつみちゃんのセリフ。
本当に、その通りだと思いました。闇と向かい合っていることこそがヒカリに向かうことだった。これは、陰陽でも「陽極まれば陰となり、陰極まれば陽となる」陰と陽はどちらも完全のものではなく、陽に偏りすぎると陰になり、逆もまた然りということを思い出しました。
わたしたちは、一人の尊い人間であって 陰も陽もヒカリも闇も、すべてを持っての生命。
主人公なつみが、ヒカリも闇も体験しながら、その両方を持ってして、手を取り合って、手を繋いで、抱きしめて、その分離が溶け合っていく姿は涙なしでは観られなかったです。
どんな人でも持ち合わせている二面的な分離に向き合っていくときは、本当に本当に精神的にも肉体的にもかなりのエネルギーをつかいます。
心や感性を解放して生きると決めて、そう生きていく過程には、傷つくことや、相手の反応から悲しみを見い出してしまうことはあるにせよ、これだけわたしの中に感じられるという心があったこと。反面、勇気をだして表現したことに、こんなにも温かいエールを送ってくれる人もいる。
どんな形であれ、その根底には「愛」が眠っていることを、わたしは知っている。
愛こそが、すべてなのだから。
本当に、こんなに素晴らしい映画を創ってくださって、こころからの感謝でいっぱいです。
どんなじぶんも受け入れ、
抱きしめ、
愛することが
地球を救う🌏
世の中は、色々ありますがいつだって自分から。まずは、自分の半径3メートルを愛して、大切にして、ちいさなしあわせを噛みしめて、味わい尽くすこと。ありがとう。ありがとう。ありがとう。
読んでくださって、本当にありがとうございました。
多謝
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