京都発、生理用品無料配布ボランティアHollyhock始動。
初めまして。
生理用品無料配布ボランティアプロジェクトのHollyhockです。
大学生メンバーが関西圏にて、シェルターや青少年支援センター、子ども食堂などで生理用品の無料配布を行うプロジェクトを立ち上げました。
『子どもたちを含む全ての女性が、生理期間中に不安な思いをすることなく、できるだけ快適に過ごせる環境を作りたい。そしてこの活動が生理貧困の解決の一端となるとともに、生理に対する理解を深めるきっかけを作っていきたい』
というコンセプトを基に活動を進めていきます。
生理用品の配布に加えて、noteやtwitter、instagramなどで生理に関わることなどについても発信していきます。
生理用品にかかる消費税10%ってどういうこと?
この活動をはじめたきっかけ
突然ですが皆さんはチョコレートはお好きですか?
私は大好きです。
特にたまの贅沢で食べるエヴァンとかの一粒400円とかする高級なやつ。
もう芳香なカカオがたまりません。高いから自分では買わないけど。
それにかかる消費税は8%です。軽減税率が適用されます。
それに対して、ひとパック300〜400円の毎月絶対に必要な生理用品にかかる消費税は10%。
おかしいと思いませんか?
生理用品は贅沢品ではありません。子宮がある人はみんな月経があり、生理期間には必ず必要なものです。
しかも昼用夜用その他諸々揃えることになります。個人差はありますが、基本的にひとパックで済むものではありません。
なぜ嗜好品であるチョコレートは8%で買えて、生理用品は10%なのか?
疑問に思う人がもっと増えるべきだと私は感じています。
コロナ禍で広がったことにより、メディアで生理貧困が取り上げられることが増えてきました。
ですがそれより以前から生理用品を満足に使用することのできない女性は多く居たことも事実です。
また生理貧困に対する認知や理解もまだまだ低い状況ですが、それはそもそも、生理そのものに対する理解が足りないことも一因にあるのではないでしょうか。
この現状に対して疑問を抱き「もっと何とかならないのか?」と考えていたら、この活動を自分でやってみようという結論が出ました。
なぜシェルターや青少年支援センターなの?
最近ニュースやネット上で話題に上がるようになった生理の貧困。
#みんなの生理 が行った高校生以上を対象としたアンケートにおいて、約20%の人が「生理用品を買うのに苦労したことがある」と答えています。
(参照:#みんなの生理 日本にも「生理の貧困」5人に1人の若者が「金銭的理由で生理用品を買うのに苦労した」)
そしてもちろん、小学生や中学生の中にも生理用品を満足に使えないという悩みを持つ子どもたちは存在します。経済的理由によるものもあれば、ネグレクトなど家庭内の事情で自由に使うことができないなど、深刻かつ周りの人にも相談しづらい理由が原因であることもしばしば。
生理用品を自由に使えない、ということはつまり生理用品を本来の使用時間を超えて使用するだとか、生理用品ではないもの(トイレットペーパーなど)で代用して生理期間を過ごすということです。
これは経血漏れなどの心配だけでなく、衛生面でも問題があります。
コロナ禍で収入が減った世帯が多いこともあり、最近になってようやく生理の貧困についてメディアで取り上げられることが多くなってきました。
しかし大体の記事では高校生や大学生が中心に取り上げられており、小学生や中学生の話題はまだまだ少ないように思います。
いくつかの小学校や中学校ではトイレにナプキンを設置するようになっていますが、まだまだそうした取組も足りていません。
子どもたちに放課後や家でも困ることなく生理用品を使って欲しいという思いから、シェルターや支援センターなどに生理用品を設置することに決めました。
この活動を通して実現したいこと
私はこんなボランティアなど無くなってしまえば良いと思っています。
立ち上げといて何を言っているんだ、と思われるでしょうか。
でもわざわざ大学生がボランティアを立ち上げて活動する必要がないくらい、全ての女性が生理用品を自由に必要なだけ使える社会が理想のはずです。
実際、北欧やイギリス、フランスなどでは生理に対する法整備がされています。
私たちの活動を通して生理用品に困る人が減ったら良いなと思うと同時に、生理に関わる様々な問題に対して一緒に考えてくれる人が増えたらと願っています。
支援をお願いします
私たちだけではこの活動は成り立ちません。
私たちの発信を拡散してくれる方、資金面での援助をしてくれる方など、皆様の力が必要です。
これからどんどん活動を進めて参りますので、少しでも共感していただけましたら、いいねや拡散をよろしくお願いいたします。
メンバーの募集中
一緒にhollyhockの活動を盛り上げてくれるメンバーを募集しています。
性別・国籍は問いません。関西圏にお住まいでボランティアに興味のある方、女性の権利についてやフェミニズムなどに関することについてもっと知りたい、何か活動をしてみたいという方を歓迎します。
instagram:
twitter:https://twitter.com/hollyhock2021
gmail:hollyhockproject2021@gmail.com