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【How to】教会祭壇花、三位一体のアレンジメント

皆様初めまして、いけばな作家の柊月(しゅうげつ)です。この度はご訪問いただき、どうもありがとうございます。
いけばなのオンラインレッスン、タロット占いを承っております。
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さて、英国国教会に連なる日本聖公会では1月6日(顕現日、epiphany)の翌主日(日曜日)が「主イエス洗礼の日」となります。イエス様が洗礼者ヨハネから授洗され、神様の声がして、聖霊様が降りて参りますので、水色を意識した三位一体な祭壇花にしました。

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花器(コンテナ)からスポンジが容易に離脱しないようにセットします。次に、枝でも葉でも花でもいいです、アウトラインを形成します。今回のテーマは「三位一体」なので三角形(底辺が下を向いているのは、復活のイエス様の両腕)を意識しました。葉はフェニックス(不死鳥)は、スポンジの後ろ側にも挿しています。教会の壁際に置く場合は、花との一体感ができますよ。

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ふんわり仕上げたいのでメインの花は淡く、フォーカルポイント(構造上の焦点)もボカします。仕上がりは最初の写真の通りです。
この日は堅信式(幼児洗礼や他教派からの転籍もあり、堅信してから正式に陪餐・聖体拝領となります)があり、堅信者のお祝いにカスミソウのリクエストにお応えして多めに使いました。

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主教様と司祭様側からは祭壇の裏側が見えますので、コデマリで清楚に処理しています。花器はiittalaの深青色コンポートです。祭壇の床を傷つけないために、また花台を塗りにしたのは、お祝いと主教様が巡杖にて教会にお出でだからです。普通ガラス器は立夏~立冬の前日までで、祭壇ならばレースを敷きます。

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というわけで、第1回の投稿でした。今後もフラワーデザインも扱って参りますが、日本のいけばな、庭の花や外来移入種のような雑草、ちょっと変わった花器の使い方も投稿して参りたいと思います。

★また、You Tube動画も投稿して参ります。
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★Twitterのアカウントは holly215moon 、Face Bookのアカウントは 池田柊月(鹿野光輝) です。このアカウントで有料ながらご教授させていただこうと思いますので、ご協力いただけると助かります。

ところで、吸湿性スポンジの間違った使い方をしていませんか?
ありがちな間違いなので、ちょっとばかり有料がわりに投げ銭をくだされば、アーティストは助かります♪

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上から水を掛けたり、水の中に押し込んだりしていませんか? これは小学生の理科での知識ですが、スポンジの中に空気が閉じ込められて、全体に水が入りません(花材が萎れますよね!)。映画「タイタニック」でローズがなす術もなくジャックが沈むのを見届けるように、スポンジが吸水されるのを待ちましょう。

今後ともどうぞ宜しくお願いいたします。



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