【How to】籠花・水揚げ・暴れ菊(というかアゲラタム)
こんにちは、いけばな作家の柊月(しゅうげつ)です。ご訪問くださりどうもありがとうございます。
いけばなのオンラインレッスン、タロット占いを承ります。
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時々動画を載せています。
https://www.youtube.com/channel/UCUdky6YVlNdS6vYsF18GrDw
このアカウントでは、有料代わりに、投げ銭でご支援いただけると、アーティストは助かります。
ですが、今回はすでに生徒さんにお教えしたコンテンツです。最初から有料になります。ご了承いただければ幸いです。
さて、今回は情報伝達の順序が錯綜します。
上の画像がfinalな仕上がりとなります。というのはその前夜、いけばなパフォーマンスをしたからです。
https://www.youtube.com/watch?v=7EVhSt1H3mg
"TASKE&ムジカオープンマイク"で、そのパフォーマンスでの基作品をご参照いただけると嬉しいです。
…まぁ、そういう夜だったということです…当然の午前様、COVID-19対策で全体に消毒液をスプレイし、衣類を洗濯、身体の洗浄だけで取り敢えず床に就きました。13時間は水揚げをしていません。しかも蹴る、振り回す、マイクスタンドでぶっ飛んだ末の朝です。
かくして、水切りをします。いけばなをされている方なら誰でもすることです。が、今回はそれだけでは水が揚がりません。
さて、活け直しです。籠活けには籠自体が花台なので敷物は不要です。水で養生する器("おとし"といいます。此れが籠活けにおける花器となります)に入れるには、このアゲラタム、庭でワンサカ茂っていたものです。活けようにも花の向きが茎の格好とは反対に伸びてしまっています。暴れ菊(今回はアゲラタムですがキク科ですし、以下「暴れ菊」と読替えます)は風情がありますが、水が入っていなければ萎れるを通り越して枯れます。
今回は初心者向けに「茶花」の風情でなく、和風モダンな花籠にしてみました。が、上の画像のように、暴れ菊だけを細々と活けますと、花の向きが反対or切り口が水に浸かっていない問題にぶつかります。
いま一度、確認です。
★★★「萎れる」と「枯れる」とはちょっと違います★★★
だから水揚げは大事なのです。
取り敢えず、何か安定した花材を入れましょう。その枝や茎に引っ掛けたり、もたれたりさせながら、但し放射状に入れていきます。いけばなだからです(吸水性スポンジを使うアレンジメントならば花頭さえ決まっていれば問題ありません。スポンジに挿す茎は幾らでも交差してよいのです)。
そして、水切り後の水揚げの仕方です。
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