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薬剤師目線で思う、本当に良い医者の見分け方【薬剤師の独り言】

はじめまして、健康美容コンサルタント(薬剤師)の宮本(@holistic_ph_919)です。

この記事では、本当に良い医者の見分け方について、私の中で感じていることをお伝えする記事になっております。

この記事を読むことで、得られるメリットは以下になります。

・病院に行くことで薬漬けになるのを避ける
・薬出して終わりにならない医療を受けたい
・自分の訴えていることを恐れなくなる

ここで紹介した内容以外にも、皆さんが有益だった健康や美容の内容がございましたら、noteやX(Twitter)、Youtubeのコメント欄でご意見をいただけるとうれしいです。

健康・美容全般について知りたい方は、是非コメントやスキを押していただけると続編を書かせていただきます。


01|統合医療を行っている医者は良い医者の可能性が高い

良い医者の見極めにはいろんなことが考えられますが、何も情報がない状態であれば、統合医療を行っている医師は良い医者の可能性が高いです。

その理由は、薬を処方する西洋医学の基礎がありながら、東洋医学やアーユルヴェーダ、ハーブ療法などの他の治療法にも精通しており、その医学の思想についても共感している部分があります。

しっかりと自分の話を聞いてほしい
薬以外の選択肢を提示してほしい
しかし本当に必要な時は薬を勧めてほしい

こんなお考えがある方は、まずは統合医療や西洋医学以外の医療を取り入れている医師や施設を探してみると良いでしょう。

02|栄養療法を行っている医者は良い医者の可能性が高い

コロナの到来があってから、分子栄養学、オーソモレキュラー栄養医学といった栄養療法を主体にした根本治癒を診療に取り入れている医師も増えてきているように感じます。

このような栄養療法を行っている医師たちは、西洋医学に疑問を感じている場合が多く、診療でも栄養改善によって改善している症例も持っていることから、根本治癒を前向きに行い、薬を減らすことにも前向きな意志が高いように感じます。

しかし、気をつけないといけないのが、診断や血液検査は自由診療になることが多く、サプリメントも医療機関専売品となり、高価な場合もあります。

食事改善だけでなく、サプリメントをカウンセラーを経由して推薦されると思いますが、収入を考えて取り入れてもらえるかまでしていただける施設を選ぶとより良いです。

03|漢方専門医は良い医者の可能性が高い

統合医療を行っている医師はというところでもご紹介しましたが、最近では漢方専門の診療科も存在しています。

そこにいる漢方専門医は、東洋医学の手法を基本としているため、しっかりと話を聞いたり、実際に触れたりなどして長く時間をかけて診察を行ってくれる可能性が高いです。

漢方薬だけでなく、鍼の知識を持っている医師もいますし、もちろん薬についても知識があるため、お互いに話し合いながら、皆さんに寄り添った治療をしていただける可能性は高いと思います。

また、医師ではありませんが、漢方薬局の漢方相談員と呼ばれる方々も親身になって話を聞きながら、漢方薬の提案をしてくださります。

相談員のほとんどが薬剤師であることが多いですので、薬の話も含めて相談に乗りやすいかもしれません。

04|薬を減らす科などの減薬を試みている医師は、良い医者の可能性が高い

続いては、かなり特殊ではありますが、薬を減らすような診療科をやっている医師は、良い医者である可能性が高いです。

普通の医者は、そこまで深く患者の薬を管理されている方は少ないと思います。

なぜならば、患者側が教えてくれないと分からないことも多いからです。

その影響もあって、ポリファーマシーといって、類似薬の重複があったり、患者が薬の副作用でまた別の病院に行って薬をもらってをしてしまう、副作用による病院と薬局のたらい回しみたいなことも問題になっているので

そんなこともあって、今ある薬をどうしたら良いのかとか
どの薬は無くして良いのかとか
もう薬が多過ぎてこれだけでお腹いっぱいになるとか

そんな方が高齢者には多いのと、薬局では高齢化社会の流れや、介護の関係で在宅訪問も増えていると思います

その関係で。最近は管理してくれるようになっているかもしれませんが、そこまで多くはないです

なので、こういうことをしている医師は話を聞いてくれますし、薬を整理するため、時間も多く割いてくださる可能性が高いです

05|あなたの近所の町医者(プライマリーケア医)は、良い医者の可能性が高い

5つ目は、あなたの近所の町医者は良い医者の可能性が高いということです

町医者は、総合診療を行える医者でもあるため、一番患者との距離が近い分話を聞いてくれる可能性が非常に高いです

そして、必要とあれば紹介状で適切な医療機関へ誘導もしてくれます

西洋医学の中でもあなたのことを一番わかってくれる可能性が高いです

さらに介護などで訪問診療もしていればなお良い医者の可能性が高いです

ただ、薬を全く出さないとかそのような融通は利かないかもしれません

参考にしてみてください

06|良い医者の定義は人にもよります

ということで、私の独断と偏見が多めな5つの医師パターンを紹介させていただきました

統合医療を取り入れている医者
栄養療法を取り入れている医者
漢方専門医
薬を減らす科のような医者
町医者(プライマリーケア医)

そして、多くの方に気にしていただきたいのが

大学病院や大きな病床数がある総合病院は良い医者がいる可能性は低いです

なぜならば、そういう医療機関は研修医の教育の場に使われていることが多いからです

私は、唯一病床数の多い総合病院にいましたけど、研修医の態度が悪い方もいました

薬剤師をうるさいクレーマーのような対応してくるような医師です

もちろん、そんなことない医師もいるのですが、技術面でもまだ未熟とされているような方もいるのは知っておく必要があります

皆さんにとって良い医者がどんな定義かは人それぞれだと思いますが

私はこの記事で書かせていただいたのは

・薬を依存させない、場合によってへ減らしたり出さない勇気がある医師
・薬以外の代替療法や根本治癒を行えるエビデンスがある治療法を取り入れている医師
・患者が自分の訴えを抱え込まずになんでも話して、双方で納得した治療法を進行できることを優先する医師

この辺りを優先してお伝えさせていただきました

少しでも参考にしつつ、知ったことがあればぜひネット検索してみていただければと思います

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ホリスティック薬剤師 宮本知明
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