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城南ホリスターのマンション購入後日談 #1

さて、新居への入居も終わり、備忘録として入居後に感じた点について記しておこうと思う。
またマンションの購入契約をしたものの、入居まで不安に感じておられる方への参考資料となれば幸いです。

まずは前編として、ポジティブに感じたことについて綴る。

■良かった点

・部屋の面積について

まず前提としては、私たちはいわゆるDINKSであり、今後子どもを持つ予定はない。そのため、部屋の大きさとしては、2LDKの60平米前後と考えていた。
実際、60平米ほどの部屋を購入したわけだが、内覧会の際に「うーん、ちょっと狭かったかなぁ」と夫婦ともども結構大きな不安を感じてしまった。
内覧会では、どこにどの家具を置くのかについて、サイズを測りながら見ていたのだが、特にメインベッドルームにダブルベッドを置くと思いのほか狭く感じてしまい、「これはやってしまったか・・・」的な不安感に襲われたのだ。
この不安感は引っ越し後の段ボール山積みの時にピークを迎え、「場合によっては、早いタイミングで住み替えも」というところまで感じたのだが、段ボールのアンパックが終わり、収まるべきところに物が収まっていく頃には、その不安感も大きく低減していた。
「住めば都」というまとめ方は大雑把すぎるが、2人で住むのならば、2LDKで60平米あれば本来的に足りるように設計されているのではないかと思う。
私たちは元々が3LDKの賃貸マンションに住んでいて、うち1部屋は洋服部屋になっていた。そのため新居では明らかに服の収納場所が足りなかったので収納が多ければ多いに越したことはないが、それでも無駄な物を持ちすぎていることに気付けたのは今後の人生に大きな意義があったと思う。「あれ、もしかして狭かった?」とパニックになることなく、収納が少ないことをある程度ポジティブに捉えることができれば、この問題は解消できることを体感した。

・音の問題

私たちのマンションは、静かな住宅地の中に建っている。
トレードオフとして、商業施設が近くにないため、買い物などはやや不便に感じることもあるが、私たちの価値観としては、駅近でスーパーやドラッグストアがすぐそばにあるということよりも、落ち着いた静かな環境を望んだということになる。車通りも少ないため、音に関しては思った以上に静かで、夜も以前よりぐっすり眠れていることを実感しており、大きな満足感を得られている。
しかしそんな中で不安を感じていたのは、いわゆる「隣人ガチャ」である。こればっかりは自分では選べないため事前に覚悟はしていた。

我々が入居して3日ほど経って、両隣の部屋のアルコーブにベビーカーが置かれていることを目撃することになった。この衝撃はなかなかのものだった。
うち1軒に関しては、ご丁寧にもお菓子持参にてご挨拶に来ていただいたのだが、それにしても両隣にベビーカーとは少々参ってしまった。

しかし入居からしばらくしても、依然として赤ちゃんの泣き声は一度たりとも聞こえてこない。
あまり泣かない赤ちゃんである可能性はまだあるものの、これはコンクリート戸境壁の遮音性のおかげではないかと感じている。ここまで遮音性が高いとは意外であったし、心よりありがたく感じた。

一方で、廊下側の壁は乾式壁になっているためか、廊下の物音や子どもの声が聞こえることがある。しかしこれも玄関にいる時に廊下の音が時々聞こえるくらいなもので、居住空間にいる時は廊下の音は全く気にならない。

また上下階の音に関しては、時折聞こえることがある。
入居してまだ間もないこともあり、DIYなのか何かを打ち付ける音などは上から何度か聞こえてきた。ただそれなりに防音された上での音なので、そこまでうるさいということはなく、あまり問題視はしていない。

・インターネット一括契約問題

インターネットなどで見ていると、インターネットプロバイダーのマンション一括契約に関してはあまりポジティブなことが書かれていないように感じていた。
大規模タワマンに住む友人に聞いてみても、一括でのプロバイダー契約はあるが、在宅勤務時に接続スピードが落ちることがあり、別途NURO光に加入しているという。
私たち夫婦も在宅勤務がほぼメインとなっているため、インターネットのスピードは重要な問題の一つと考えていた。
また私たちが入居するマンションが契約するプロバイダーはあまり評判が芳しくないことがネット上に書かれていたため、不安感に拍車をかけていた。

しかしどうだろう。まだ全員が入居していなかった当初と比べると、スピードの低下は認められるが、それでも平日日中で300~400Mbps(上下とも)出ており、オンラインミーティングなどでも支障は出ていない。
今後の経過次第ではあるが、今のところ大丈夫そうということで、こちらの問題も杞憂に終わった。
【追記 2022/12】
当初インターネット速度に不満はなかったものの、現在夜間の速度低下が顕著である。
やはり「つなぐネットコミュニケーションズ」さんの評判は、良くない意味でホンモノであったと言って差し支えないだろう。

21時頃には、下りで5M出ることも稀で、3〜4M程度しか出ない。
また同社が提供している優先ルート接続の「Connectix」なるサービスの評判もすこぶる悪いようで、八方塞がりの現状である。

・照明について

モデルルームでなかなか確認するのが難しいのが、照明についてである。
魔改造されたモデルルームからは、いったいどれくらいのダウンライトや照明を取り付けたら、自らが求める明るさになるのかを伺い知ることは至難の業といえる。
パナソニックの新橋のショールームや、リクシルのショールーム、ヤマギワのショールームなど色々見に行った結果、やってみないと分からんという結論に達した我が家は、リビングに関してダウンライトを4つ新設することにした。

結果から言うと、これで十分の明るさを取ることができた。
加えて、もともとのプラン通りにスタンダードトレードのフロアランプをひとつ置き、あとはリビングとつづきになっているダイニングに、ヤマギワのARTSCAPEというペンダントライトを吊るしてみた。
このライトは上側にもぼんやりとライトが光るため、我が家では結局ほとんどダウンライトを点灯させることなく、ARTSCAPEとフロアランプのみの間接照明だけで過ごすことが多い。

Artscape

・ポジティブに感じた部分をまとめて

 ・お風呂
以前が賃貸の狭めの風呂だったため、1418の風呂の広さの満足感が高い。もっと大きい風呂にお入りになっている方も多くいることは承知しているが、私たちにとっての1418は十分に広く、ありがたく感じている。

 ・カーテン
カーテンに関しては、私のこだわりを通させてもらったところで、少々身の丈に合わない高価なものを導入させてもらった。
オプション購入会などで多くのカーテンを見る中で、高価なものとそうでないものの差をまざまざと見てしまうと、よい素材のものを入れたい気持ちが強くなり、妻には譲ってもらったところである。
日中はレースカーテンを引いており、また夜間にはドレープを引いているので、カーテンという存在が部屋の一部を常時構成していると考えるならば、やはり良いものを入れた方が気持ちよく毎日を過ごせるのではないかと思った次第である。現時点において、窓方面に目を向けるたびに、気持ちの良さを感じることができるため、良かったと感じている。フジエテキスタイルさん、オススメだ。

 ・オーブンレンジ
以前よりSHARPのオーブンレンジを使ってきていたが、最近になり温めのバラつきが気になるようになっていた。
例えば冷凍ご飯をチンしても、めちゃめちゃ熱いところもあれば、まだ凍っているところもある具合だ。使ってまだ5~6年くらいのはずだったが、この際買い替えることに決めた。今度もSHARPで、AX-RA20という機種だ。
(当たり前かもしれないが)この機種は「あたためスタート」ボタン一つ押すだけで、勝手にちょうどよく温めてくれる。今までのストレスはなんだったのかというほど楽チンだ。これならばもっと早く買い替えておけばよかったと後悔したほど、満足度が高い。

AX-RA20


後編に続く。

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