タイの音楽がすごい。お気に入りのタイ・インディー 10組を紹介!
こんにちは!
HOLIDAY! RECORDS の植野秀章です。
2014年からおすすめの国内インディーズバンドをCD販売、
SNSや各メディア出演で広める活動をしています。
前回の台湾バンド特集に続き、今回はタイのバンドを紹介します。
流行りなのでしょうか?
ローファイ感、浮遊感のあるドリームポップ・サウンドを鳴らす良質なアーティストが多い。
それからParinam Musicというレーベルがあって、そこは良いインディーバンドが多い!(Gym and Swimも所属。)
ということで色々聞いてみた上で、今回は特に僕好みだったバンドを10組紹介します!
ぜひプレイリストもフォローしてください!
YONLAPAは2018年結成。四人組のバンドです。
カセットテープが日本のBIG ROMANTIC RECORDSからリリースされています。
この後紹介するバンドはバンコクのバンドが多いのですが、
このバンドはタイ第二の都市チェンマイから。
一番再生されている名曲「let me go」はYouTube200万回超え!
全編に渡り、ローファイ / ベッドルームポップ的な質感の
メロウで心地良いギターポップ/ドリームポップ / AORを奏でています。
そして全くハズレ曲が無い!
優雅な雰囲気の女性ボーカルも最高。
ちなみに英語で歌ってます。英語歌詞でとっつきやすく、タイのバンドどうこうというよりも、
例えばmen I trustとか好きな人はぜひチェックしてほしいバンドです!
タイバンドを掘っていくうちにドリームポップと形容されている良質なバンドの数の多さに驚きました。
このPLASUI PLASUIもトリプルギター編成の5人組のドリームポップバンド。
Men I Trustのオープニングアクトを務めたこともあるみたい。
全体的にスローテンポの曲と囁くようなテンションの低い歌で、
かなり酩酊感のするサイケ、サーフ、ドリームポップナンバーが揃っている。
音作りがめちゃくちゃ気持ちいい。良いバンドだと思います!
一番再生されているのは2019年の「Chocolate」で216万再生。
マック・デマルコ的な揺らぎギターの気持ちいいローファイ / サイケなナンバー。ビデオは少し切ない終わり方ですね。
ANATOMY RABBITはボーカル&ギター、ドラムの2人組編成。
2018年に活動を開始したというインディーポップ・デュオです。
ルックスが良いのが印象的で、アー写もそれを押し出してる感じ。
非常に甘い歌声と、とろけそうなシンセサウンドが印象に残る。
チルウェイヴ感もあるような。。
ビートが効いていてバンド感のある「Wonder Why?」が好きです。
一番再生されているのは「Extraordinary」で5227万回という途方もない数字。。
ただ、これは出演している女の子の可愛さによるところも多分にある気がしますね。。その辺狙ってる感じのするビデオ。
ブレイクのキッカケとなったのは2019の「Are you out yet?」だったようで
2475万回再生されています。
loserpopはバンコクの6人組で2019年の「still」がデビュー曲。
トリピカルなAORからスウィートなR&B、キラキラのギターポップまで鳴らす。非常にポップなバンド。
MVを見る限り6人の多人数メンバーで生み出す賑やかな雰囲気も魅力的。
まだ新しいバンドですが、インタビューや紹介記事も多かったので人気があると思います。
オススメ曲は「fall」
ギターカッティングの気持ちいい弾けるようなダンスナンバーで非常にキャッチー!
ラブコメディ・タッチなビデオもかわいい。
一番再生されているのは「strangers」で379万回も再生されています!
Numchaは英語歌詞でネオソウルな楽曲を奏でるタイの女性シンガーソングライター。
少しハスキーな声で、どの曲も素晴らしい!英語ということもあり、きっともっと人気者になるんじゃないでしょうか。
2019年のファーストシングル「Keep Cold」はYouTubeで635万回以上再生されていて、この曲で一躍ブレイク、人気者となったようだ。
まだ3曲のみのリリースですが、インタビュー記事も多く注目度の高さを伺わせます。
ちなみにユーミンがラジオで紹介していたみたい。
「Keep Cold」は曲の冒頭、日本語のセリフから始まる曲。
MVの女の子も日本人という設定みたいですね。
インタビューでは「この曲を書いている最中に、突然日本人の女の子のキャラクターが頭に浮かんだからなの。」と語っていました。
トロピカルポップと称されるタイのインディーバンドTemp.は
人気バンドのex.Part Time Musiciansのメンバーを含むトランペット入りの5人組です。
全体的に懐かしい感じのするソウル、ファンクにまどろみ感あるローファイサイケなムードも少し。
人気曲だという「Moonshine」は80万回再生!
日本バンドなら思い出野郎Aチームとか合いそうなソウル、ファンク。
そこにトロピカルな湿気をまぶしたようなチル感というか。
この高温多湿の感じはかなり好きです。
Folk9はシンセを含む4人組でバンコクのバンド。
来日経験もあり、Luby Sparksとのコラボ曲もあるので日本でもある程度、知名度があるのでは。
本国ではDIIV、Turnover、Se So Neonなど、多くのアーティストのオープニングアクトとして度々起用されているようです。
80's感溢れる煌びやかなシンセ音が堪らないサイケ / ドリームポップ・サウンドを出しています。
「Romantic Scene」 「Plant」がおすすめ。
「The Waiter」は物悲しいリフが頭にこびり付く幻想的なインディーポップ。
人気があるのは2018年の「Sunglasses」
タイ語のオリエンタル&ミステリアスな響きが堪らない。ノスタルジックな歌メロを持った曲。名曲だと思いますこれ。
Folk9はParinam Musicというレーベルに所属してるようです。
Wave And So はバンコクで2014年結成の4人組。
なんとこのバンドもFolk9と同じparinam music所属なんですよね。
プロフィールにサーフ&シューゲイズの文字がある。
「WAY HEY」はイントロのギターフレーズにテンションが上がってしまう
サーフポップナンバーで歌メロもThe Drumsの影響を感じ取れますね。
最高です!
このバンドは他のバンドよりもCaptured tracksなどのインディーロックバンドへの思い入れが強いのでは、と思わせる感じがあります。
このバンドかなりかっこいいと思います!
Seal Pillowはバンコクを拠点として活動している5人組。
なんとこのバンドもparinam musicです。ホントめっちゃ良いレーベルなんですけど!
Yogee New Wavesがタイにてワンマンライブを行った際に、オープニングアクトとして演奏してたみたい。
Seal Pillowはこれまでに紹介してきたバンドよりもすっきりした音作りで、初夏の爽やかな雰囲気を感じさせるギターポップ・サウンドです。
Alpaca Sportsとか好きな人にもきっと刺さる!
MVではことごとくナチュラルな雰囲気の女の子を登場させているのも特徴だと思います。一番再生されているのは「SENSEI」という曲で124万回再生!
Televerはナコンサワン市で結成された4人組。
シューゲイザーとハードコア聞いて小さな町で育ったとか。
最近彼らはインドネシアのNative Vision Recordsと契約したそう。このレーベルはインドネシアのメロディックハードコアバンドModernGunsのボーカリストが主宰とのこと。
これまで紹介してきたバンドとはメンバーのルックスからして毛色が違いますね。
「Ghost」はシューゲイザーとエモ、ポストハードコアが混濁したようなUSオルタナティブと同期したヘヴィかつドリーミーなサウンド。
イントロから心奪われます。
メンバーが着てるTシャツもTitle FightとかReveration RecordSだし。。
今回、このTeleverが一番の驚きだったかも。
めちゃくちゃかっこいいと思います。
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