新しい働き方 建築家目線
先日、新国立競技場の設計に携わった建築家の隈研吾氏のトークショーがありました。
地方移住者として共感する部分が多かったので、印象に残った部分をまとめました。
隈研吾氏曰く、
「今は集中から分散への折り返し地点ではないか」
「働き方も一極集中ではなくなり、
『いろんな場所をみつけて働く』
『自分に合う働き方をみつける』
ということが、施設を作る上でもテーマになると考えている。」
「家にこもって集中して働くのが好きな人もいれば、
大草原のなかの方が自分は仕事がはかどるという人もいる・・。これからはもっと色んな人が色んな働き方をするようになる。」
「今までのひとつのオフィスにギュウギュウにつまって、効率よく働く時代は終わった。そして、建物もビルから木へ変わっていくべきだと考えている。」
建築家の方は、常に人と時代にフォーカスして、暮らしを提案する立場にあると思う。だから「人があってこその建物」と考えているのだと思います。
そう思うと、共感できる部分が多いことに嬉しく思いました。
そして特に「これからは色んな人が色んな働き方をするようになる」という部分が、自分たちが移住を決めた感覚と全く同じでした。
移住し、さまざまな働き方で暮らす人々と会い、人の生き様(幸せの感じ方)って本当に多種多様になってきたな〜と感じます。