来年も絶対やる!と思った「流氷浴」と「流氷ウォーク」
調べたところ、「流氷を体験する」には、様々な方法があるんですね。
①大きな船で雄大な眺めを観る⇒流氷砕氷船おーろら(網走)
②流氷を砕きながら進む臨場感を楽しむ⇒ガリンコ号(紋別)
③野鳥と流氷を楽しめる⇒根室海峡クルーズ(羅臼)
その中でも、流氷の上を歩くなら・・知床!
そして、その知床で最近HOTなのが『流氷浴』です。
世界遺産である知床の海と流氷を間近にみながら、ただボーっとする。。
この贅沢さたるや
シュラフに包まれているので、全然寒くない。
波の音と流氷どうしが当たる音、顔に当たる冷たい風と鳥たちの自由な鳴き声・・・・・
自然に溶け込んだ贅沢な時間でした。
流氷がびっしりと来ている時は、波の音もせず、海岸なのに静寂に包まれて、何とも言えない時間を過ごせるらしいです。
そして面白いのが、ドローンで撮影してくれるところです。
後で、上空からの映像などをデータで頂けるので、何回も楽しめます。
そして、一番触れ合えるのはやはり『流氷ウォーク』
180㎞離れた紋別まで行ったのに戻ってきたほどやりたかったこと。
真冬のオホーツク海に入れるだけでもスゴイのに、海の上を歩ける?
とにかく乗ってみたい ↓
ただ、この日は気温が高かったので、"歩く"ことができるのか五分五分でした。
いざ始まり、流氷を目の前にして「では乗りまーす」と言われ、なるべく分厚い流氷を選んで進んでいくのですが、笑っちゃうほど全然安定しない!
海上アスレチックのように、バランスを保って渡っていきます。
乗ると沈んでいく氷、乗って休んでいると真っ二つに割れて気づくと海の中!だったり、想像以上にアクティブなツアーでした。
最初は落ちることにビクビクでしたが、特殊なドライスーツのおかげで保温性があり浮力もあるので、一度落ちてしまえば何てことないです。
海に浸かって、流氷をビート板のようにして水平線を眺めたり、
クリオネを皆で探したり、
座って黄昏てみたり、
そして、最後はこの夕陽・・
流氷の表情は刻一刻と変化していく。
帰りには、乗ってきた流氷がほとんど溶けていました。
ガイドさん曰く「いつ開催しても二度と同じ状態は無い!」
そのガイドさんは五年前に流氷ウォークを体験して、魅了され、冬だけ仕事に来ているとのことでした。
そうなるのも分かるくらい、流氷は魅力的でした。