決算とかプレスリリースとか資金調達とか、感謝しかないという話
2002年11月に26歳一人で起業して、当時はビジョンなども何もなく意味不明だけど、直前お世話になった会社よりでかい会社にしようと決めて決算期を一緒の9月にした。でかいという意味も売上なのか社員数なのかよくわからんけど。
9月決算な意味はただそれだけの話だけど、9月30日にHOLDERとして5回目の決算を迎えた。
起業から来月で20年。差は広がるばかりだ。もはやテーマも色々変わったし、規模を目標になんてしてないけど、言い訳はしない方がいい。うちだっていつか1000人規模の会社になってもおかしくはない。規模が大きければ良いとは思わないけど、次々と事業を作ってそれを時には諦めたりもする。ただ、総和を大きくしていくことは追いかけ続ける。会社や事業を成長させること。ヒット作はいくつか作ってきたけど、ホームランを諦めてはない。
正しいかは知らないけど、いつも、事業を作る時はとりあえずその時考えた理想で無茶苦茶にスタートしてみる。そしてうまくいかない。死にかけるほど。うまくいくなら誰かすでにやっているわけだ。数年かけてカスタマイズを続ける。で、何とか成り立たせるしかない。社長は無給で無休になる。それでもやるしかないから仕方なくやるのだけど、今回もマジできつかった。
ただ、最初の無茶苦茶なスタートが結構大切だと思う。ここがどんだけ無茶苦茶かによって、そのビジネスがユニークかどうかが決まる気がする。一見不合理というやつだ。その後のカスタマイズがマジで大変だけど、しないと死ぬのでやるしかない。
何度も死にかけたけど、スレスレで踏ん張りながら、今、やっとこさだけど視界は良好だ。で、サービスをリリースした。
新サービス1日オフィス「SPOT」リリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000007.000033925.html
1日オフィス予約サービス「SPOT」
https://thespot.jp/
まずはここで一旦、多くの関係者にお礼をお伝えしたい。
HOLDER期を支えてくださった利用者の皆さま。お陰で死ぬ間際で持ち堪えられました。
コロナとか色々あって、右往左往している間も支えてくれた従業員・元従業員・インターン等の皆さま。本当にありがとう。色々ごめんなさいの方が多いけど。
今回の資金調達に直接的・間接的にご賛同いただいた多くの皆さま。脇目もふらずオールインで行きます。
ホームページもない状態で虎ノ門の物件を貸していただいた所有者さま、管理会社さま、仲介会社さま。ここからどううまく行こうが、ここが出発点だということを、このご恩を一生忘れてはいけない。
ロゴ作ってくれたデザイナーさん、HPを作ってくれデザイン会社さん、レイアウトを考えてくれた建築家さん、一流の方々がこんな何もない会社の死に際に全力で力を貸してもらった。特にデザイン会社さんには相当力を貸してもらったけど、何とか資金調達した期末まで出世払いくらいの感覚で手伝っていただいた。
工事会社さん、家具販売会社さん、動画制作会社さん、カメラマンさんなどなど、言い出したらキリがない。
皆さん長い付き合いの人たちばかりだ。日々の応援に感謝しかない。
そして、何より、僕のこと、うちの従業員のこと、まだ存在しない未来のうちのお客さんのことをいつも僕の数十歩先まで考えてくれて命をすり減らしながら力を貸してくれて、設計してくれているエンジニアであり盟友。何度会社の危機を救ってもらったことか。感謝どころじゃない。
すぐに調子に乗るのは僕の良い癖なのか悪い癖なのかわからないけど、虎ノ門に続いて、近々新宿を10月17日(予定)で仮オープンします。神保町も早ければ10月中には仮オープン予定。今期は攻めます。ご期待ください。
おかげさまでてんやわんやなので、採用についても久しぶりに始めようと思うけど、その話はまたおいおい。