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【育児】子どもがやりたいことと親がさせたいこと

子供に向き合っていると、子供がしたいことではなく、いつのまにか親がさせたいことを子供にさせてしまっているときがある。

自分が小さい頃、親に連れて行かれて通っていた習い事が辛かったので、それだけはさせないように・・と思っていたが、どうやら相当意識してやらないと親の隠れた願望が出てきてしまうようだ。


例えば以前こんなことがあった。

ある日支援センターに行った時、うちにない絵本がたくさんあったので、どんどん読み聞かせをしていた。
その後子供もどんどんと絵本を出してくるので、この子は絵本が大好きなのねーと思っていたが、子どもの様子を伺っていると、ひたすら一生懸命に一冊一冊本を出して、横に積み重ねている。

息子は絵本を読みたいのではなく、本棚から出したいのだった。
絵本そのものを楽しみたいのではなく、薄い板(本)がピッタリ詰まった本棚から、好きな一枚を抜き出す作業、これがしたかったらしい。

その後もひたすら何十冊も出して(私が片付け)出しては(私が片付け)という作業を行なっていた。

このことがあってから、より子どもの興味がどこに向いているか?を見るようになった。また同時に親の目線でさせたいことをさせてないだろうか、という自分の振り返りもできるようになったと思う。

子どものためを思ってやってることのはずなのに、親の自己満足にならないようにすること、もちろん発達上親がサポートした方が良い場合もあると思うが、なるべく本人の興味に合わせてやりたいことをさせて、育てていきたいと思う。

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