撮ることは生きること
自分がこの街で残りたい
そう思った
撮る事は何かの原動力なのかもしれないし
承認欲求を満たしたいだけなのかもしれない
どちらかなのか
どっちでもあまり気にしない事にする
人から好かれる事
人に覚えてもらえる事
色んな人や物から拒絶された人生とは
今やもうサヨナラした様な気がする
そんな生き方を撮る事で手に入れた
撮れば見せて見せたらまた撮る
でももう抗えないや
キラキラして
美しいものが勝ち残り
フェイクな瞬間がいつしかリアルになってゆく
一瞬一瞬なんてもう必要ないのだろうか
もっと撮っていれば
あの時もっと使ってたら
タラレバほざきながら
何も出来ていない自分と
自分を取り巻く環境のせいにしたがる
生きてゆく事は撮る事に近付きたい
そこから離れたら僕は
もう何も残らないのだろう
さようなら
だいすきな街
だいすきな人