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37歳芸人のとりとめのない日常2。

こんばんは、痩せなきゃいけないのに米が美味い、トゥインクル・コーポレーション所属の(今年は)新ネタ量産マシーン・ジャパネーズのウネモトモネで御座います。

需要も供給もジリ貧状態のウネモトモネnote。おそらくきちんと毎回読んでいる人は居ないだろうけれど、90人ちょいのフォロワーの皆様と自分自身に向けて更新。宇宙と交信。ピピピピピ。

10月に入ってからのことをつらつらと。

10月1日(日)。村民代表南川君の初単独ライブ『栄えたい自治体』を観に行った。渋谷ユーロライブ。村民君との初共演はゲレロンステージとかだったろうか。芸名が特徴的なのですぐ覚えて、平場でも元気で、ネタも観てみたら面白くって、SNSも相互フォローして。で、僕らが2018年の5月に今は無きしもきた空間リバティーで初めてとなる再演単独っていうのをやって。2017年に大阪だけで上演した『曖昧トロピカル』っていう単独ライブなんだけれど。それを村民君が観に来てくれて。観劇後に「劇中で使ってた曲名教えてもらえますか?」ってDMが届いて。なんかそれが凄く印象に残ってんだ。

僕は音楽の趣味の合う芸人さんがあまり居ないんだけれど、(銀杏BOYZは例外。芸人に銀杏BOYZ好き多過ぎる。) 村民君は割と合う方で。ミドリとか事変とかキノコホテルとか好きだったり。そうそう音楽でいうと最近は板歯目と三四少女が好き。こないだの記事に上げたザ・リーサルウェポンズとブランデー戦記もだけど。多分この4組のアーティストさんは村民君も好きだと思う。話逸れたナックルカーブ。

村民君はジャパネーズの単独を心の底から愉しんでくれる数少ない芸人さんのひとりで、それからもほぼ毎回の様に見学に来てくれていて。だからというワケではなく、純粋に面白いし「今回はどんなネタやるんやろ?」というのが気になるので、村民君とライブが一緒だとほぼ毎回ネタを見学してしまう僕。他の芸人さんのネタとかあんま観ない方なんだけれど。

村民君はおもしろ荘でハネたインリン・オブ・ジョイトイみたいなPOP(?)なリズムネタから、テレビじゃやれないようなサイコっぽいネタまで、実に幅広くやってる。だから毎回観たくなる。あの手を変え品を変え感、僕らはコンビだから出来るけれどピンでやるってのはかなり凄いことだと思う。で、そんな村民君だからずっと「いつか単独やって欲しいな。」と思っていて。そしたら今回開催が決まってすぐくらいに「よかったら観に来てください!」とLINEをくれて。そりゃあもう二つ返事で「観に行きます!」と。

面白かったなー。構成としてもめちゃくちゃ良質で「これぞ単独!!!」って感じだったのだけれど。ネタの1本1本がめちゃくちゃ強かった。あの構成の単独であの強さのネタを出されちゃうと、自分らの単独での個々のネタに対する笑いへのストイックさの低さに辟易してしまうよ。あれくらい面白く、笑いに貪欲にしなきゃだよな、まったく。各コントにキラーフレーズがあったの本当に凄い。

映像も良かったな。OPがミドリの「ハウリング地獄」ていうのがもうね。幕間のも面白かった。高校生であのネタ作ってんの凄いなぁ。社会人時代の闇ブログも共感度高かった。僕もまともに就職していたらああなっていた気がする。MBTI診断も一緒だったし。仲介者。闇堕ち気をつけようねお互い。村民君はスタイルよくって運動神経もあるから動きのキレと派手さ美しさが本当に良い。リズム感も凄くいいから普通のコントの台詞も聴き心地が良いし。なんだかその辺のリズム感の良さは街裏ぴんくさんにも通ずるものがある気がする。

なんかあんままとまりの無い感想になってしまったけれど、とにかく最高品質の単独ライブでした。いいなぁ。僕らも来年絶対に単独やるんだ。村民君お疲れ様で御座いました。

ほんでその後は若干体調崩してた。今もまだ万全じゃないけれど。季節の変わり目に完全にやられた。ここ数年(同居している相方に新型コロナうつされたのは別として)風邪引いたこと無かったのに。気の緩み。加齢もあんのかしらね。「ちょいと寒いわね。」と思いながら夏用タオルケットと半袖短パンで寝てたらコロっと引いちゃったよ風邪。その所為でどん底ゴードンのズンドコのコントライブも観に行けなかったし、キャモンさんとの野球観戦も行けなかったし。まいっちゃうよ。100%自分の所為だけど。

10月7日(土)。何とか体調を戻して事務所ライブの日を迎えた。この日も朝から晩まで下北沢シアターミネルヴァ。朝はバニーぴょん吉郎さんのベガビーストのMC。バニーさんに進行をしてもらって、場転とガナリをモネが担当。皆さんのネタ袖から観たり聴いたりさせて戴きました。島内というものさんのネタがめちゃくちゃ好きだったなー。ちゃんと客席から観たかった。楽屋でレモンコマドリのゆきちゃんが誕生日プレゼントをくれた。ありがとう。そして同率優勝おめでとう。レアな出演者呼び込みエンディングも愉しかったなぁ。毎回あれでもいいけど、というか本来ならあれ"が"いいけど、時間制限があるので難儀なところ。バニーさんの声量と音域は朝一のライブにぴったりだと思いました。

昼のアークトゥルスエンジェルはいつものように客席後方から見学。バニーさんと#諒平のオープニングMC。2人ともギャングのような出で立ち。バニーさん、ネタでも爆笑を掻っ攫ってたし、企画コーナーのMCもやってたし、本当に大車輪の活躍でしたね。ベガビから招集してしまったの申し訳なかったなぁ。お疲れ様で御座います。優勝おめでとう御座います。ゲストのでぃさん、はちゃめちゃ良いキャラされてましたね。ネタも勿論面白かったですが、「人(にん)」の面白さが圧倒的というか、ネタ中も平場中も本人はまったく意図していないのに、人の面白さがダダ漏れしてしまっている感じだった。ティモンディの高岸君とかみたいに、見つかる人に見つかったらすぐ売れちゃう人の感じがすっごいした。羨ましい。ムフロンズ休演は残念。ネタ観たかったな。急だったから「まさか…解散!!?」とか心配してしまったけれど体調不良だったみたいで安心。安心じゃないけれど。お大事に。

夜のシリウスゴッド。アチャ合流。前の時間でバイトしてきたんだってさ。どんだけバイト好きやねん。籍入れてまえ、バイトと。ゆきけむりがこむかい君の体調不良で休演。いつもより1組少ない9組での闘い。7組残留2組降格。僕らは9月の『15のコント達』から「ライブ終わりの居酒屋で」というコントを披露。一番ウケたネタというワケでも、お客さんの評判が一番良かったというワケでもなかったのだけれど、現状の自分たちの完成度とネタ尺とを加味した結果この選択。超満員の客席でしかも温かい空気。他の演者さんもドカドカウケる中、僕らは微ウケ。いろいろとお客様の心に刺さらなかった感覚。袖スタッフをやってくれていたゆきけむりの小林君の笑い声が聴こえたのが救いだった。結果は7位。ギリギリ残留ライン。危なかったー。面白いと思って投票して下さった皆様、ありがとう御座いました。来月はもっと余裕持って勝てるようにしないとね。

企画コーナー。僕だけが呼ばれず独り楽屋でモニターを眺める。はちゃめちゃ盛り上がっている舞台上と客席。そして「舞台上に全員乗ったら多いだろう」という理由もあって削られたはずなのに、何故か夜ライブに出ていなかった方々が4名緊急参加。これはもう逆にオイシイやつだろう、ということでエンディングどんな出方をするか、めちゃくちゃ考えながら楽屋で過ごす。正直途中から舞台上の様子あんまり頭に入ってなかった。

エンディングになりMCの方が「出演者の方全員集合ー!!!」と呼び込む。が出てくるのはウネモトモネのみ。「え!?モネだけ!!?」と舞台上の人たちがざわつく。ここぞとばかりに不平不満を叫ぶ。周りの演者さんたちのフォローもあって何とか笑いになる。良かった。告知も発狂モードでやってしまいましたが、僕が「今日のコント観てハマんなかったって人も15本あるからどれか絶対ハマるから観に来いやぁぁぁーーーーーッ!!!」と叫んだ後、街裏ぴんくさんが「ぅうるあぁぁぁぁーーーーーッ!!!」と発狂被せして下さってお客様にも笑って戴けました。本当に感謝。ぴんくさん優勝おめでとう御座います。初の連覇って意外過ぎますて。仙水、くらんちさんも残留おめでとう御座います。うーむ、今のぴんくさんとちびシャトルに勝てる気がしませんが「俺たちは毎月15本コント作ってんだぞ!!!」の一本槍で来月も果敢に挑もうと思います。

打ち上げも愉しかった。ゆきけむり・小林君の「芸人賞レースキャッチコピークイズ」愉しかったなー。僕はあんなの延々と出来ちゃう(答える側ね)。なんかキャッチコピー関連の企画コーナーとか出来ひんかしらね。来月あたり。12月はあれなのよ、前にやって芸人サイドにはめちゃくちゃ好評だった「トゥイメンタル」をやりたいのよねぇ。

で翌日は稽古場に行って今月1回目の新ネタ台本作り。やはり4ヶ月目になりアイディアも枯渇してきたのか、あまり筆は進まず。というか、まぁこれはほとんど言い訳になっちゃうんだけれど、うちの稽古場この季節急に寒くなり過ぎなのよ。忘れてたー。次からもうちょい防寒していかないと。寒いとネタ書くのも捗んない。てか冬場って基本的にそうだもんな。こっから厳しい闘いになるぞ毎月15本書き。うへぇ。とりあえずシリーズもんのあのコントと、お客様から戴いたお題コントと先月の稽古場稽古の時に実際にあったことを元にしたコントの計3本が書けた。お題(今月は「エスカルゴ」)コント、結構好きな感じのになった。先月のもそうだったけれど、意外とお題コントの方が好きなの生まれるのかも。現在も進捗変わらずなのであと16日で12本書かないといけない。毎月なんなんコレ。自分で選んだ道だけれども。

10月9日(月祝)。三連休最終日。夜にU&Cさんのライブ『新企画ライブ~ネタとフリマ編~』に出演。秋葉原ZERO-G。「秋葉原」ではなく「浅草橋」で降りた方が近い秋葉原ZERO-G。ライブ内容は出演者がネタを披露した後、ネタで使った小道具1つを必ず含む何かしらをフリマするというもの。売れる小道具が思い浮かばなかったので『15のコント達』でやっている「親父ギャグ売り」というコントをこのライブ用に変えて披露。が、しかしネタのテイストが会場の空気感にハマらず(素直に「スベった」って言えよ。)、それに動揺してアドリブめいっぱい入れてしまって、結局8分くらいやっちゃって。その後のフリマコーナーへの導入部分のMCもパキパキと仕切ることが出来ず長くなってしまい、結果フリマの時間がほとんど取れないという事態に。主催者さんは笑って許して下さりましたが、あれは本当に良くない。反省。猛省。

15本中3本しか書けてない現状男が言うことじゃないですが、もうちょいライブ出たいなぁ。まぁでも仕方ないか。でもなぁ作ってるだけじゃなぁ。人に見せてこそのネタだからなぁ。体調あんま万全にならねぇなぁ。21日には女装ネタライブあるから痩せなきゃなんないけど、なんかここ最近無性に白米が美味いんだよなぁ。最近アサヒから出た3.5%のビール、僕みたいなやつには助かるなぁ。明日というか日付変わって今日こそはきちんと早起きしてバイト行かなきゃだなぁ。Netflixでトークサバイバーの新作視たいなぁ。てか気づけばM-1の2回戦もほぼ1週間後だなぁ。幸せになりたいなぁなんて思いたいなぁ。

長ぇな、相変わらず。とりあえずこれが37歳芸人のとりとめのない日常の1つのケースです。参考までに。


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