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冷えた硬いパンが好きだ

このところ冷えた硬いパンを好んで食べている。お店で食べるトーストもあえて冷ましてからかぶりつく。常温ではなく一度温めて(焼いて)それが冷めたものが最高だ。

猫舌というわけではないのだが、噛みごたえのある食感がとても好きで好きで。まるで、パンの出汁があるような。

その美味しさもさることながら、自分には僅かながらレーション(野戦食)への憧れがあるんだと思う。現代は野戦だ。

あとは質素な食事、簡素な食事といった部分的なミニマリズムへの傾倒もあるかもしれない。
街を歩けばさまざまな選択肢に溢れた現代で、自分はあえてこんな硬いパンを噛み締めている、と。これは引き算の美学である。

他には市販のお弁当もあえて温めず冷たいまま食べてみたりする。温かいご飯っておかずが欲しくなるけど、冷やご飯ってそのままでもなぜか美味しいのよな。

おわり。にゃー。

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