北欧サウナ― TeTu

サウナ歴30年。ほぼ毎日サウナ入ってます。

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最近の記事

サウナが健康に良い理由

サウナは単なるリラックスの場としてだけでなく、多くの健康上の利点を提供することが科学的研究によって明らかになっています。本記事では、サウナが健康に良い理由について、最新の科学的知見を交えながら詳しく解説していきます。 ●心血管系の健康改善 概要: 定期的なサウナ利用が心血管系の健康を改善する。 詳細説明: サウナの高温環境は、心臓や血管系に適度な負荷をかけ、その結果として心血管系の機能を強化します。これは、運動と似たような効果をもたらします。 科学的根拠: フィン

    • ドライサウナとウェットサウナの利点と欠点

      サウナには大きく分けて、ドライサウナとウェットサウナ(スチームサウナとも呼ばれます)の2種類があります。両者はそれぞれ異なる特徴を持ち、利用者の好みや目的によって選択されます。本記事では、ドライサウナとウェットサウナの利点と欠点について、詳しく比較解説していきます。 ドライサウナドライサウナは、低湿度・高温度の環境を特徴とするサウナです。 利点 長時間の利用が可能 詳細説明: ドライサウナは湿度が低いため、汗が素早く蒸発します。これにより体温上昇が緩やかになり、比較

      • サウナに入る際の注意点

        サウナは心身のリフレッシュや健康増進に効果的ですが、適切な利用方法を守らないと逆効果になったり、健康上のリスクを招いたりする可能性があります。本記事では、サウナを安全かつ効果的に楽しむための注意点について、詳しく解説していきます。 ●健康状態の確認 概要: サウナ利用前に自身の健康状態を十分に確認する。 詳細説明: サウナは体に一定の負荷をかけるため、自身の健康状態を十分に把握しておくことが重要です。特に、心臓病、高血圧、低血圧、妊娠中の方は、サウナ利用前に必ず医師に

        • サウナでストレス解消ができる理由

          多くの人々がストレス解消法としてサウナを利用しています。この習慣は単なる気分転換以上の効果があり、科学的にもその有効性が裏付けられています。本記事では、サウナでストレス解消ができる理由について、生理学的、心理学的、環境的な観点から詳しく解説していきます。 ●コルチゾールの減少 概要: サウナ利用によりストレスホルモンであるコルチゾールが減少する。 詳細説明: コルチゾールは主要なストレスホルモンの一つで、慢性的に高レベルが続くと、不安やうつ症状、さらには様々な健康問題

          サウナで幸福度が上がる理由

          サウナを利用する人々の多くが、サウナ後に幸福感や充実感を感じると報告しています。この現象は単なる主観的な感覚ではなく、科学的にも説明可能な反応です。本記事では、サウナで幸福度が上がる理由について、生理学的、心理学的、社会学的な観点から詳しく解説していきます。 ●エンドルフィンの分泌 概要: サウナ利用によりエンドルフィンの分泌が促進される。 詳細説明: エンドルフィンは体内で生成される天然のオピオイドで、「幸せホルモン」とも呼ばれます。サウナの高温環境は体にとって一種

          サウナで幸福度が上がる理由

          サウナ用語集後半

          サウナ文化の深さと広がりを反映するように、サウナに関する用語も実に多様です。この記事では、サウナ用語集の後半部分として、さらに多くのサウナ関連用語を解説していきます。これらの用語を理解することで、サウナ体験をより豊かなものにすることができるでしょう。 ●スチームサウナ 意味: 湿度が高く、蒸気の多い状態のサウナ。 詳細説明: スチームサウナは、湿度が高く保たれているサウナのことを指します。一般的に温度はドライサウナよりも低め(40-60℃程度)ですが、湿度が非常に高い

          サウナ用語集後半

          サウナ用語集前半

          サウナ文化が広がるにつれ、サウナに関する独特の用語や表現も増えてきています。この記事では、サウナ愛好家の間でよく使われる用語を解説します。サウナ初心者の方から上級者の方まで、サウナをより深く楽しむための知識を提供します。 ●ととのう 意味: サウナと水風呂を交互に繰り返すことで、心身ともに最高の状態に達すること。 詳細説明: 「ととのう」という言葉は、単に体が温まったり冷えたりする物理的な状態を指すのではなく、心身が調和し、深いリラックス状態に達することを意味します。

          サウナ用語集前半

          水風呂がととのうために必要な理由

          サウナ愛好家の間で「ととのう」という言葉が頻繁に使われますが、この状態に到達するためには、サウナだけでなく水風呂も重要な役割を果たしています。本記事では、水風呂がなぜととのうために必要不可欠なのか、その理由を科学的根拠とともに詳しく解説していきます。 ●体温調節メカニズムの活性化 水風呂は、体温調節メカニズムを活性化させる上で重要な役割を果たします。 急激な温度変化の効果 サウナで高められた体温を急激に下げることで、体の体温調節機能が活性化されます。これにより、自律

          水風呂がととのうために必要な理由

          水風呂の楽しみ方

          サウナの後の水風呂は、多くの人にとって挑戦的な体験かもしれません。しかし、適切な方法で水風呂を楽しむことで、心身にさまざまな恩恵をもたらすことができます。この記事では、水風呂の楽しみ方について詳しく解説していきます。 ●水風呂の基本 水風呂は、サウナで高められた体温を急激に下げることで、体に様々な刺激を与えます。この温度差が、爽快感や心地よさをもたらす源となります。 適切な水温 一般的な水風呂の温度は10〜15℃程度です。ただし、個人の好みや慣れによって適温は異なりま

          水風呂の楽しみ方

          サウナでととのう方法

          サウナで「ととのう」ことは、単に汗をかくだけでなく、心身ともに最高の状態に達することを意味します。しかし、この素晴らしい体験を得るためには、適切な方法でサウナを利用することが重要です。本記事では、サウナでととのうための具体的な方法について、詳しく解説していきます。 ●事前準備 サウナでととのうためには、適切な準備が不可欠です。体調管理から持ち物まで、細かい点に注意を払うことで、より良いサウナ体験を得ることができます。 体調チェック サウナ利用前には必ず体調をチェック

          サウナでととのう方法

          サウナでととのう仕組み

          サウナで「ととのう」という言葉は、単に体が温まるだけでなく、心身ともに最高の状態に達することを意味します。この素晴らしい体験の背後には、実は科学的な仕組みが存在します。本記事では、サウナでととのう仕組みについて、生理学的な観点から詳しく解説していきます。 ●体温上昇のメカニズム サウナに入ると、まず体が高温環境にさらされることで、体温が上昇し始めます。これは単なる外部からの熱の伝導だけではなく、体内での複雑なプロセスを伴います。 熱ショックタンパク質の生成 体温が上昇

          サウナでととのう仕組み

          サウナでととのう気持ち良さ!

          サウナは、多くの人々にとって日常のストレスから解放され、心身ともにリフレッシュできる特別な空間です。サウナで「ととのう」とは、単に汗をかくだけでなく、心身が調和し、至福の状態に達することを意味します。この記事では、サウナでととのう気持ち良さについて詳しく解説していきます。 ●心身のリラックス効果 サウナに入ると、まず体が温まり、筋肉の緊張がほぐれていきます。この物理的なリラックス効果は、心理的なリラックスにもつながります。日常のストレスや悩みが一時的に忘れられ、ただ自分の

          サウナでととのう気持ち良さ!

          サウナがノルアドレナリンとアドレナリンを分泌させる研究一覧

          アドレナリンとごちゃまぜにする人がいるが、アドレナリンは脳内ではほぼ分泌されないので神経伝達物質ではない。主な作用は、心拍数や血圧上昇。一方、ノルアドレナリンは脳内で分泌される神経伝達物質なので、精神に作用する。 脳内の神経伝達物質と、自律神経の神経伝達物質の2つ役割がある。 神経伝達物質としての適度なノルアドレナリンは、意欲、活動力、集中力、判断力を高める、記憶力や学習能力を高めるなど良い作用がある。過剰に分泌されると攻撃的になることもあるので「怒りのホルモン」と呼ばれるこ

          サウナがノルアドレナリンとアドレナリンを分泌させる研究一覧

          サウナがドーパミンとオキシトシンを分泌させる論文

          やる気の源といわれる脳内物質。快楽物質とも呼ばれる。セロトニンがポジティブで前向きな気持ちにさせてくれるのに対し、ドーパミンは成功した時や報酬を受け取った時に感じる快楽をもたらしてくれる。ドーパミンが放出されて快感を得ると、脳がそれを学習して、再びその行為をしたくなるという特性が人間にはある。仕事や勉強をすることで、目標達成したり褒められたりする場合のドーパミンは人生にポジティブに働くが、ゲームやパチンコやギャンブルの成功体験でも分泌され、それがゲーム依存症やパチンコ依存症や

          サウナがドーパミンとオキシトシンを分泌させる論文

          【論文5つ】サウナとエンドルフィンの意外な関係

          エンドルフィン エンドルフィンは多幸感をもたらし鎮痛作用もある。多幸感をもたらす場合、神経を興奮させて気持ちよくなるのではなく、ゆったりした気持ちよさを誘う。鎮痛作用の場合は、体の苦痛を和らげるので、脳内麻薬とも言われる。モルヒネの6倍以上の鎮痛作用がある。多幸感と鎮痛作用は一見するとちぐはぐだが、このような場面を想像するとわかりやすい。あなたは敵に襲われケガを負った。逃げなくてはならない、もしくは戦わなくてはならない。傷が痛いしせまってくる敵が怖くて体が動かない。そんな時に

          【論文5つ】サウナとエンドルフィンの意外な関係

          【論文6つ】サウナが自律神経を鍛える

          現代人が自律神経が乱れているといわれる理由はいくつかある ・エアコンなどの普及により気候や時間帯に関わらずつねに快適な空間にいる。人類がずっと戦ってきた飢餓と無縁な毎日を送っている。肉体をほとんど使わない。これらにより、交感神経スイッチが完全オンにならない。 ・スマホとSNSの普及により、何もしていない時間帯でも見えないストレスがある。昔の人にはなかった、将来の事や万が一の事態に対するぼんやりとした不安を常に抱えている。これらにより、副交感神経スイッチが完全オンにならない。

          【論文6つ】サウナが自律神経を鍛える