冬眠のすすめ

子供の頃から、良く寝る子だった。修学旅行なども大部屋で一番早く寝て、翌日、皆がお布団をたたんでいる中、最後まで寝ている子だった。
基本、何処でも、いつでも寝られる。
電車の移動や、自分が運転しない車の中では、振動が子守唄のように、睡魔を連れてくる。

そんな体質だが、冬は更に眠い。
最近は、一年ぐらい前に比べて、毎日の睡眠時間をキチンと取るように心がけているので、5時間ぐらいは寝ている。しかし、朝の眠たさは夏の比ではなく、今日は久しぶりに30分くらい寝坊してしまった。
仕事に間に合うように、いつも余裕を持って起きているので、寝坊しても遅刻をすることは無いが。起きるまでがビックリするぐらい眠い。
それは、夜の寝入る前も。

やはり、冬眠すべきなのではないか、と思う。
子供の頃から、何故、人は冬眠出来ないのか、不思議に思っていた。
多分、こんなに眠いのは、身体が冬眠したがっているんだ。

と思いながら、普通に出勤した。
「冬眠、とうみん、トウミン・・・」と口の中で呟きながら、歩いていると楽しくなってくるから不思議だ。


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