30代最後の日に思ったこと
明日から、ついに40代が始まる。
30代は第三の「居場所」、
「本当にやりたいこと」を探し続けていたような気がする。
1年前の夏、やっと心からワクワクするものに出逢った。
ビリビリと「生きている」実感が持てる、大切なものに。
もう、このチャンスを逃すまいと思った。
気付くのに時間がかかった分、エンジン全開だった。
きっと、30代最後の焦りもあったと思う。
この一年間は、「自分を諦めない」がテーマになっていた。
「後悔したくない。」「チャレンジする。」「勇気を出す。」
とにかく必死だった。
30代最後に、やり残したことがないように。
がむしゃらに、動き続けた一年だった。
動き続けながらも、こんなに「わたし」に投資して本当にいいのか。
たくさん葛藤もした。
押しては返す波ように生まれる、罪悪感に襲われもした。
行動したことで、顔を覆いたくなるようなこともあったし。
恥ずかしいことも、たくさんあった。
嬉しいことも、悲しいこともたくさんあった。
これで良かったのか。
自分が発した言葉、起こした行動について。
反芻もした。
それでも、try try try…。
挑戦し続けた。
自分自身に。
たくさん笑って、たくさん泣いた一年間だったかもしれない。
それは、とっても幸せなことだったと思う。
たった1人で考えた夜も。
みんなと喜びを分かち合う日も。
全てが私にとって、生きる糧になっている。
今、本当に色々な人に守られていると、
そう感じている。
それぞれの道を、応援しあえる人。
心がしくしくした時、そのことを正直に話せる人。
今のチャレンジを、ちゃんと見守ってくれている人。
縁もゆかりのない場所なのに、いつもあたたかく迎えてくれる人。
そんな周りの人たちに、本当に心から感謝している。
私には「何もない」と長年思っていたけど、
ちゃんと大事なものは、ある。
もう「私の中」に「内」にあると、やっと気づけるようになった。
もちろん、心には波があって。
たくさん揺れるし、日本海のような大荒れの日も、
瀬戸内の凪のような日もある。
なかなか「中庸」は難しいけれど、迷子になった時に。
戻って来られる私の「軸」や「羅針盤」の存在にも気付いた。
40代からの10年は正念場だと、何となく、何となく思っている。
私は、明日から決めていることがある。
それは、39歳の時と変わらず、やっぱり。
40歳も「自分を諦めない」。
一歩づつ一歩づつ、小さな階段を登っていこう。
そう思った夜だった。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?