横浜デジタルアーツ専門学校「ユーザーエクスペリエンスデザイン講座」2012年02月29日(水)
2日目の授業。
朝から結構な雪で、
学校まで行くのが大変でした。
授業
今日はフォトエッセイとKA法を利用した「ユーザ体験のモデリング分析」です、フォトエッセイについては、
「楽しかった体験」と「悲しかった体験」の両方を作ってもらい、
両軸から体験を可視化することにしました。
昨日に出席できなかったメンバーもいたので、
今日の授業の流れを再度説明してから、
フォトエッセイのまとめへ。
![](https://assets.st-note.com/img/1735384830-kcYkuwh1vZ.jpeg?width=1200)
フォトエッセイ
作ってきてもらったフォトエッセイのデータを見て、
「行動データ」を付箋に抜き出してもらいます、
直接KAカードに記載してもいいんですが、
まずは量を出してもらうことを念頭にして、
付箋に抜き出してもらいました。
その後、フォトエッセイを各グループで共有してもらいながら、
雑談やインタビューを行ってもらって、
他人のフォトエッセイから思いついたことなども、
付箋に書き出してもらいました。
![](https://assets.st-note.com/img/1735384831-lwUkWGMYs2.jpeg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1735384833-6jPOhhOF5H.jpeg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1735384834-ghUeAndmpP.jpeg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1735384835-MFa81laojV.jpeg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1735384836-9glCu792Ut.jpeg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1735384837-2TieU0e8qA.jpeg?width=1200)
さすがにWebデザイン課の2年生は、授業でなれているせいか、
手が早いですね。
女子だけのグループがいたのですが、
フォトエッセイだけで異様に盛り上がっていて、
時間的にはちょっと不安なものがあったのですが、
「体験」を抽出するこの段階で盛り上がっているっていうことは、
体験のデータが良いものになっているとも言えるので、
最終的な出来上がりがどうなるか楽しみです。
![](https://assets.st-note.com/img/1735384838-nQhmyEXxrd.jpeg?width=1200)
思い出が伝わるような素敵なフォトエッセイ
![](https://assets.st-note.com/img/1735384839-c7623YmoaV.jpeg?width=1200)
KAカード作成
フォトエッセイのデータを基に、
KAカードを作成してもらいました。
![](https://assets.st-note.com/img/1735384840-oQDZkXPuu4.jpeg)
KA法では、「出来事」「心の声」「価値」に分けてカードを作るのですが、
メインの部分でもある「価値」を考えるのには、
皆さん苦労していたようでした。
![](https://assets.st-note.com/img/1735384841-bOq2uBRtN1.jpeg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1735384843-ZrYFgyXTcL.jpeg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1735384844-MMkaEhbuv9.jpeg?width=1200)
この子たちは、
5人チームだったので、
議論しやすいように、分かれて作業してる。
![](https://assets.st-note.com/img/1735384845-EQLizSSP2G.jpeg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1735384846-DTjmchCJlg.jpeg?width=1200)
KAマップ作成
KAカードを作ったグループから、
随時、KAマップの作成に入ってもらいました、
集約する際には、KJ法を使うのですが、
以前別の授業で行われた、
グラグリッドの三澤先生の「体験マッピング」を思い出して、
まとめているチームもいました、
確かにまとめかたとしては楽なんですが、
初めに型を使って当てはめていく方法が、
正しいとはかぎらず、
特にKA法では、無理に統合しないで、
細かくグルーピングしながら価値を抽出していく方が良いので、
最後のアウトプットでどのような差がでるのかは、
注目したいところです。
![](https://assets.st-note.com/img/1735384847-qC3sI8FLMb.jpeg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1735384848-tAXKQ66A7F.jpeg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1735384849-Pw61xFKL1P.jpeg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1735384850-wTnsBr3rx5.jpeg?width=1200)
KAマップをまとめるのはさすがに苦労していたようで、
数チームは分類の仕方が、抽象化されてしまっていたチームもいたので、
ちょっとアドバイスを入れて、
具体的な価値を中分類として抜き出してもらうようにしました。
![](https://assets.st-note.com/img/1735384851-wHMLfuk51D.jpeg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1735384852-szVdIz7du8.jpeg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1735384854-VciIhQG0E7.jpeg?width=1200)
※1年前は教わっていた方なのに、
1年の間のワークショップで、
ポイントをつかんでアドバイス出来るようになっていたのは、
ちょっとびっくりでした。
各グループの価値マップ
Aチーム
![](https://assets.st-note.com/img/1735384855-UPqi1nWc07.jpeg?width=1200)
Bチーム
![](https://assets.st-note.com/img/1735384856-DdZM2hRLPb.jpeg?width=1200)
Cチーム
![](https://assets.st-note.com/img/1735384857-XATjwSR25n.jpeg?width=1200)
Dチーム
![](https://assets.st-note.com/img/1735384858-1tlhYEZzqZ.jpeg?width=1200)
最終日の3日目は、
KA法で見つけたアイデアの種を、
ブレインストーミングを行い、
具体的なコンセプトまで落として行きます。
今日のひとこま
![](https://assets.st-note.com/img/1735384859-LpC5iWLi1u.jpeg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1735384860-RbuzekAMVD.jpeg?width=1200)
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