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掛川工業高校でプロジェクションマッピングのワークショップを行いました。

9月3日、近隣の静岡県立掛川工業高校の有志の生徒さんたちにプロジェクションマッピングのワークショップを行いました。

掛川工業高校は、1963年に中遠工業高校として開校、1978年に現校名に改称しました。就職する生徒が中心ですが、近年では国公立大学への進学者も多くなっています。機械科、電子機械科、電子電気科、環境設備科と情報技術科があります。

今回のワークショップは環境設備科棟で行いました。

掛川城プロジェクションマッピングは、掛川西高校パソコン部の生徒と、掛川工業の生徒が行って久しくなります。

しかし今までは映像制作は掛川西高校が行うことが多かったため、今回掛川工業高校の生徒にもプロジェクションマッピングにチャレンジしてもらえるようにワークショップを行ったわけです。

参加してくださった生徒は、生徒会や吹奏楽部、課題研究の生徒さんたち9名。

プロジェクターが三台あったので、3グループに別れてワークショップを行います。

今回のメニュー
・アプリによるプロジェクションマッピング
 (Optoma Projection Mapper )
・Keynoteによるプロジェクションマッピング

アプリによるプロジェクションマッピング

今回使ったのはOptoma Projection Mapper。

使い方の詳細はこちらで。

模型に何を投影するのかを考えます。このチームは吹奏楽部のメンバーだったため、実際に演奏するときの曲のイメージでマッピングしていきます。海のイメージ。


女子二人のグループは、爽やかでかわいらしいマッピング。


課題研究のグループは、模型と、掛川城のミニチュアにプロジェクションマッピング。どんどんと工夫をしながら、新しい機能を使いこなしていきます。

生徒さん全員に特に強調したのは、スキルではなくて、重要なのはクリエイティブな発想。

そして自分たちがどのようなものを表現したいのか、が大切。

同じワークショップでも、驚くくらい個性が発揮されてきました。

Keynoteによるプロジェクションマッピング


制作方法の詳細はこちら。

次に、iPadの描画機能を使ってプロジェクションマッピングを作成します。

最近のバージョンアップで、iPadの存在意義が大きく変わったと思います。iPadは大きなiPhoneではなく、Macbookの代表品でもない。

Apple Pencilとのセットで、クリエイティブな感性を発揮できる創作ツールへ進化しました。

クリエイティブな発想をしてほしいことを説明し、まずは頭部の人形をマッピングします。

女子チームは、マネキンに「アナと雪の女王」のエルザの顔を投影。

課題研究グループは、掛川城の模型にプロジェクションマッピング。

短期間に素晴らしい成長を見せてくれました。

気がつけば、ワークショップもあっという間に2時間が経過。生徒さんたちの楽しみながらどんどんチャレンジするが、本当に嬉しく思いました。

私自身もとても楽しみながら行えたワークショップでした。

今回やった内容を2019年9月28日(土曜日)の掛川城プロジェクションマッピングで実際に発揮してもらいます。

この日はラグビーワールドカップ、日本対アイルランドが近隣のエコパスタジアムで行われる日。それを記念して、夜に掛川城でプロジェクションマッピングを行います。

今回は掛川西高校と掛川工業高校で映像を半分ずつ制作。

今回のワークショップの経験が、どのようなクリエイティブな作品へとつながるのか、とても楽しみです!



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