推しのデビューが決まった
推しのデビューが決まりました。
それも、オーディション番組のデビューグループとして。
この一連の出来事は私のオタク人生において非常に意味が大きく、一生忘れられない記憶となる気がするので、感情の整理のためにもnoteに記すことにします。
BOYS PLANET通称ボイプラ Mnet主催のオーディション番組、いわゆるサバ番。
私はこれまで3年半ほどの期間、色々なサバ番視聴にハマり、毎度推しを作ってはデビューを逃し涙を飲んできました。その度に、「もうサバ番なんて見ない!推しなんて作らない!!」と大声で嘆き続けていましたが、性懲りもなくこのボイプラでも大好きでたまらない推し―1pickを作ってしまいました。
パクゴヌク。
私の推しです。
2005年生まれのジャイアントベイビー。マッスル。おもち。オールラウンダー。愛すべき赤子。詳しくは前回のnoteまでどうぞ↓
ゴヌクのファイナルまでの順位変動は10位→9位→12位。常にデビュー当落線上でギリギリのラインでした。特にファイナル前の3pick投票では12位まで順位を落としてしまい、あぁこれはもう無理かもしれないな、私の推しはまたデビューできないんだ、そういう運命なんだと思うこともありました。
ゴヌクの脱落の恐怖に怯えながら、毎日頭を抱え、実際に心身に支障をきたしました。連日のSNSでの布教活動のせいでブルーライトにやられて頭痛が続き、座っているだけ、寝転んでいるだけのはずなのに体力が吸い取られいつの間にか寝ていたり…。それでも、ゴヌクのためなら頑張ることができました。毎日必死でした。
なんとなく、本当になんとなくの予感ですが、ゴヌクならデビューできるかもしれないと心のどこかで感じて、信じていたのです。
KPOP界隈では熱心なファン集団を「ファンダム」という造語で呼ぶ文化があるそうです。通称「乾パン団」と呼ばれるゴヌクのファンダムには、当事者ながら痛いほど感じる熱量と気迫がありました。
推しのファイナル進出が決まったら必ずnoteを書こうと思っていました。数人規模のTwitterアカウントでゴヌクのnoteのリンクをツイートしたところ、少し時間が経つと何名かの方からいいねがつきました。そして、1名のゴヌクのファンの方からDMをいただきました。
その方は、ファイナル特有の空気に疲れてくると私のnoteを読み返してくださり、不安な時もゴヌクのことを好きな気持ちを思い出せると。自分にとってお守りのようなnoteをありがとうと書いてくださいました。大の大人がスマホを片手にボロボロ泣きました。自分と同じゴヌクを応援している方からの言葉はこんなにも力になり、あたたかいものなのだと知りました。
そこからはもう、なりふり構わず四六時中ゴヌクのことを考えてSNSでの布教活動や友人への投票のお願い等、様々なことをやりました。
乾パン団はさながら全国大会を目指す部活のような結束力を発揮し、部員一同ゴヌクのデビューに向けて一心不乱に走り続けました。
中には大喜利をしたり左手でゴヌクのイラストを描いたりラップメイクをしたり、思いもよらぬ方法でゴヌクの魅力をPRしました。振り返ってみると一体何をしていたのか(させられていたのか…?)とにかくできることは全てやり尽くしたと感じています。
そして迎えた4/20のファイナル。20時50分~1時半だか2時までだかのバカみたいに長い放送時間。私は震える手でハンカチを握りしめ、友人3名と通話しながら番組を視聴していました。恐れていた中間発表は無く、ゴヌクの順位は謎に包まれたまま。サーバーと闘いながら最後の投票をして、お願いしていた友人に漏れなく連絡し深呼吸。あとはゴヌクのパフォーマンスを楽しみながら祈るのみです。
シグナルソングの「Here I am」、ファイナルの楽曲「Jelly Pop」のゴヌクは本当に輝いていました。ステージを楽しみ、僕の居場所はここだよ!!と言わんばかりの眩しい笑顔を見せてくれました。かわいい。ただひたすらにかわいい。ゴヌクがデビューしなくて誰がデビューするんだよ?!と本気で思いながら見ていました。恋は盲目。
そして始まった順位発表式。まさかの上位メンバーの8位発表から始まり、どん底に突き落とされたような気分でした。続く7位、6位と発表されるも未だゴヌクの名前は呼ばれません。この時点でもう諦めムードかつ自暴自棄の私を友人は「何が起こるかわからないのが1pick投票だから!!ゴヌクのことを信じてあげて!!」と励ましてくれました。それもそうか、、いやでも、、、もう無理だよ、、、涙
そんな折、運命の瞬間が訪れました。
推しのデビューが決まりました。
12位から5位です。
どんでん返しが起こりました。
ゴヌクの表情と同じく、私も何が起こったか信じられませんでした。というか号泣していたので若干記憶があやふやです。すみません。
「よかったね!!」「おめでとう!!」友人からの呼びかけにはまともに答えられないまま、ゴヌクのコメントを聞きました。本人も驚きのあまり話す内容がまとまっていないようで、長々と喋っていました。生放送、尺、大丈夫か?討論大会総ナメしたならもう少し簡潔にまとめてもいいんだぞ?と冷静な私がツッコミましたが、幸せそうなBABYがあまりにもかわいかったのでオールOKです。
これからゴヌクはZERO BASE ONE-ZB1のメンバーとして輝かしいアイドル街道を走っていくことになるでしょう。頼れるメンバーと良き友人に囲まれて、家族やファン、色々な人に支えられて、その大きな身体で力強く羽ばたいてくれると確信しています。
Time to Shine。
ゴヌクが夢への大きな一歩を踏み出したこの日のことを私は忘れません。どうか心身共に健康で、素敵なアイドルになってください。