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長女と

長女とひといき時間。


最近、カフェインを取らないようにしていたので久しぶりです。


朝からのオンラインでの実習を終えた長女。


臨床心理士を目指している大学院2年生。


難しい論文を書いたり読んだり。


私には未知の世界です。


そんな長女はさすが聞き上手。


私の悩みや愚痴を「うんうん」って聞いてくれます。


そしてさらりとナイスなアドバイスをくれて


カッコいいなぁって思います。


最近のちょっとした落ち込みも同調してくれて、


理解してくれて


認めてくれて


「このままでいいんだ」って思えました。


え?親子逆転してるよね。


小さい頃から不思議ちゃんの長女で、


でも本気で「世界一やさしい子」だと思うほどやさしくて、


穏やかな、ものわかりの良い子でした。


ところが小学5年生の頃から目つきが変わり、ふてくされるようになり、


反抗期に突入。


まるで別人になってしまった長女に私は日々体当たり。


負けるもんかってね。


私の両親も心配して、


うちに来てくれて話をしてくれたことも。


それでもひどくなる一方の反抗期。


塾に送りに行った帰りの車で一人よく泣きました。


どうしてあんなになっちゃったんだろ?って。


それが中学2年生の秋、


単身赴任をしていた主人が戻ってきたら

すーっと終わりを告げました。


ひどい様子の長女を知らない主人はしあわせものですよ。


今、長女はあの頃を振り返って言います。


「あの時、思いっきり反抗しておいて良かった」って。


そこで何かを得たらしいのです。
(さすが臨床心理士)


こっちはかなり迷惑でしたけど。


そこからはまた元々の穏やかな長女に戻って今に至ります。


小学4年生頃からの夢である臨床心理士。


目の前まできたね。


私とは違って多くを語らない子。


その分、頭の中でたくさんたくさん考えてきたんだね。


もっと理解してあげればよかった。


何にそんなに焦っていたんだろう?


ちゃんとした子に育てようと必死だったんだよね。


ちゃんとした子ってどんな子?


今ならもう少しましな子育てしたのに。


後悔しかありません。


先日、ふとラジオから流れてきた懐かしい曲に


「懐かしい~。この曲好きだったわぁ」と言ったら


検索して聴き込んだらしく、


今、ピアノで弾いてくれています。


懐かしい気持ちと嬉しい気持ちと色々な気持ちが複雑に交わって


泣けます。


心がほんわかあったかいなぁ。

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