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私たちのミッション


何のために私たちは生きているのだろう?


突然ですが、あなたは何のために生きていますか?

生きていることの意味について考えたことがありますか?


いきなりの哲学的な問いに驚かれたかもしれません。でも「何のために生きているか?」そして、「生きていることの意味」について考えることは、とても大切なのではないでしょうか?


私は統合失調症です。発病して約20年になります。発病する前と、発病後の今の私にとっては、「何のために生きているか?」ということと、「生きている意味」はまるで違ったものになりました。


今、私は「心の安全基地づくり」をするために生きています。情熱を注いで頑張っています。そんな私の思いに賛同してくれた仲間たちと共に、Safe Space ほっこりをNPO法人化するために頑張っています。


私にとってはそのことが「生きている意味」であり、「生きるための原動力」となっています。



悲しみを経験したから


なぜ、私が「心の安全基地づくり」をしたいと思ったのか?


それは私自身が大きな悲しみを経験したからです。


私は34歳の時に、過労と睡眠不足と実家の悩み事からくるストレスが原因で、統合失調症を発症しました。そして38歳の時に離婚して、最愛の息子たちと離れて暮らすことになりました。


その時の悲しみと絶望感は筆舌にしがたいものでした。生きる希望をなくした私は、オーバードラッグによる自殺未遂もしました。


あの時私が経験した悲しみ、そして絶望感が、私を突き動かす原動力になっています。


そう、あの悲しみという辛い体験は、私にとっては必要なものだったのです。



心の安全基地って?


私と、私の仲間は「心の安全基地づくり」の活動を広めたいと思って頑張っています。


でもそもそも「心の安全基地」っていったい何なのでしょう?


わたしは、それは、自分に「YES!」と言ってくれる人であり、場所であると思っています。だれもが自分に「NO!」と言い、自分でさえも自分に「NO!」と言ってしまいそうな時に、自分に「YES!」と言ってくれて、勇気づけてくれるような存在。それが「心の安全基地」だと思います。


私の大切な友人でもあり、尊敬するシンガーソングライターの阿部ひろ江さんの曲の中に「YES!」という歌があります。


「誰もがわたしにNO!って言うの

でもあなただけは あなただけは

Yes!って言ってよ!


誰が見ても わたしが見ても

わたしが間違ってるわ

それでもあなただけは Yes!って言ってよ」


歌詞の一部です。こんな風に誰もが自分にNo!と言っても、ただ一人でも自分にYes!と言ってくれる人がいたら、ありのままの自分を受けとめてくれたら、私たちは前を向いて歩いていけるのではないでしょうか?


それは「心の安全基地」です。私たちはそんな「心の安全基地づくり」の活動を広めていこうと思っています。



私たちのミッション

「心の安全基地づくり」。それは私のミッションであり、共に歩んでいる仲間たちのミッションでもあります。


「心の安全基地」を必要としている人はたくさんいます。本当にたくさんいます。

「そんな人たちのために、私たちは何ができるのだろう?」。まだ答えは見えていません。


でも私たちは歩み続けます。大変なことももちろんたくさんありますが、1つずつ壁を越えて、前へと歩み続けていきます。


傷ついて、自信をなくしている人に、「Yes!」と伝えたいから。

疲れてうずくまってしまって、もう歩けないと思っている人に、「ゆっくりでもいいから前に進もう」と伝えたいから。


私たち一人ひとりの力は限りのあるものかもしれません。でもみんなの力が合わさったら、何かを変えていくことができるのではないでしょうか?


「心の安全基地づくり」。そのミッションを胸に、私たちは歩き続けていきます。


まだスタートラインに立ったばかりの私たち。なにができるのかもわからないけれど、それでもブレずに、前に向かって歩いていきます。


生きづらさを抱えた人に寄り添っていきたいのです。私たちにしか咲かせられない花を咲かせたいのです。


そんな私たちの歩みが、優しい社会をつくることに繋がっていくことを信じて…


どうか応援していてください!


最後まで読んで下さって、ありがとうございました。



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