優しい社会をつくりたい!
優しい社会をつくりたい!
みなさんは、どんな社会だったらいいと思いますか?
私は優しい社会だったらいいと思います。
「優しい社会って、どんな社会なの?」
と思われたかもしれません。私は、優しい社会とは、多様性を認めて、お互いがお互いを尊重し合い、認め合える社会だと思います。
私たちは一人ひとり、みんな違っています。違っているからといって排除するのではなくて、その違いを認め合える、そう「みんな違って、みんないい!」と思える社会が、優しい社会だと思います。
優しい社会をつくるために
そんな社会をつくるために、今、私は仲間と協力して、Safe Space ほっこりをNPO法人化しようと頑張っています。本当に頑張っています。
なぜそうまでして頑張るのか?それは、やはり私自身が、統合失調症を発症して、辛い経験をしたということに起因しています。
以前に、レストランのホールの仕事をしていたのですが、ある日社長に呼び出されて、
「お前、病気やろう?」
「なんで隠しててん!」
「嘘つき!」
と罵声を浴びせられたことがありました。私は思わず泣いてしまいました。悔しかったし、悲しかったのです。好きで病気になったのではないのに…
私と同じように、職場や学校などで、不当な扱いをされている方が、たくさんいるのではないかと思いました。
社会の無理解と差別と偏見は、私たち精神障害者を苦しめます。そのような無理解や差別や偏見をなくしていくためには、当事者が声をあげなければいけないのでは?と思いました。
声をあげてみて思う事
それから私は、ブログを書いて、声をあげ始めました。発信し始めたのです。そうやって声をあげてみて思ったことは、私のように辛い思いをされている人がたくさんいるということでした。
私と同じように統合失調症を抱えている人だったり、鬱病や、双極性障害などを抱えている人からコメントを頂いたりしました。病気とは診断されていなくても、生きづらさを抱えている人からもスキを押してもらったりしました。
「苦しんでいる人はたくさんいるのだな」
と思いました。でも、その辛さや苦しさをなかなか発信できないのです。社会の無理解と差別と偏見が怖いからです。
「私は声をあげていこう!」
と思っています。生きづらさを抱えている人が、少しでも暮らしやすい世の中になっていってほしいからです。
優しい社会をつくるために頑張ること
このように声をあげていくことと共に、仲間と協力して、NPO法人設立に向けて頑張っていきたいです。
私たちの会は、「心の安全基地づくり」を目的としています。その活動を全国に広めていきたいと思って頑張っています。
私たちにできることって、ささやかなことかもしれません。社会を動かすことなどできないのかもしれません。
でも、誰かが行動を起こさなければ、社会の無理解と差別と偏見はなくならないのではないでしょうか?
ささやかな一歩、小さな一歩でしかないとしても、私たちは前に向かって一歩を踏み出して、声をあげ続けていきます。
必ず優しい社会をつくっていけると信じて・・・
最後まで読んで下さって、ありがとうございました。
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