私たちSafe Spaceほっこりが目指しているもの
中村郁さんと阿部ひろ江さんのイベント
5月19日に、中村郁さんの講演会と、シンガーソングライターの阿部ひろ江さんのライブのイベントを主催します。ありがたいことに満席です。
中村郁さんは、発達障害の当事者でありながらプロのナレーターとして活躍されています。二人の可愛い娘さんたちのお母さんでもあります。昨年、「発達障害で『ぐちゃぐちゃな私』が最高に輝く方法」という本を出版されました。
阿部ひろ江さんは、特別支援学校の教師として長年、障害児教育に携わられました。早期退職後はシンガーソングライターとして活躍されて、世界5大陸で歌って来られました。
二人の素敵な女性のイベントに関われたことを本当に光栄に思っています。来てくださった皆さんに楽しんでいただけるように頑張ります。
発達障害者は「社会不適合者」なのだろうか?
中村郁さんは本の中で、アルバイトを何度もクビになって、「社会不適合者」と言われたことを書いておられます。
私自身も、精神障害者であることが勤めていたレストランのオーナーにばれて、「嘘つき」と罵声を浴びせられたことがあります。
二人とも辛い経験をしました。
でも、私は問いかけたいのです。
発達障害者は社会不適合者なのでしょうか?
精神障害者は嘘つきなのでしょうか?
発達障害であってもなくても、精神障害者であってもなくても、私達は、一人一人皆素晴らしい存在なはずです。
今、ここに生きている。それだけで奇跡的なことです。それぞれの命、それぞれの存在が素晴らしいのではないでしょうか?
私たちは皆、そこに居ていい。そこに存在していいのです。
Safe Space ほっこりが目指しているもの
私は今、仲間と共に、Safe Space ほっこりをNPO法人化するために頑張っています。大変なこともたくさんありますが、一歩ずつ目標に向かって頑張っています。
私がこんなに頑張れるのは、仲間の存在が大きいです。本当に素晴らしい仲間と出逢うことができました。
私達Safe Space ほっこりが目指しているもの、それは「心の安全基地づくり」です。
心の安全基地、それは、それぞれの人がそこに居ていいのだと感じてもらえるものだと思います。ありのままの自分を受け入れてくれる場だと思うのです。
阿部ひろ江さんのうたに「YES!」という歌があるのですが、みんながその人に「NO!」と言ったとしても、その人に「YES!」と言う。そんな場が心の安全基地なのではないでしょうか?
仲間とともに、そんな心の安全基地づくりをして、その活動を全国に、いや全世界に広めていきたいのです。
そして、優しくて温かな社会をつくっていきたいのです。
優しくて温かな社会・・・それは違いを認め合える社会です。多様性を受け入れる社会です。
そんな社会をつくっていけるように、これからも仲間と一緒に頑張っていきます。応援していてください。
最後まで読んで下さって、ありがとうございました。