女ひとり石垣島3日目
今日はこの度の目玉である初めてのシュノーケリングツアーに朝から参加した。
シュノーケリングも、1人でツアーに参加するのも初めてで緊張して口がぱさぱさになってた。
1人参加は私だけで、恋人同士や家族で、最初少し気後れしたけど、
大阪の町で培ったスルースキルというか、感情のスイッチを半分オフにする感じで乗り切った。
多分、みんなそこまで私を気にしてないんだと思う。家族連れのお母さんがウェットスーツのジップを上げてくれたり、少し話しかけてくれたりして嬉しかった。
みんな思ってるほど悪人ではない。
それに、海に潜ってしまえばぜんぜん孤独は気にならなかった。
海の中は珊瑚がたくさん生息してて、森のように見えた。お魚も私の近くに寄ってきてくれた。
気後れしても、ほんとにこれはやって良かったなと思った。1人だという理由で諦めなくて良かったなと思った。
海から上がると気持ちのいい疲労感で、帰りの車はなんだか幸せだった。
海で洗い流されたような感じがした。
こんな週末が毎週過ごせたら、悩みは無くなるんじゃないかと海が近くの人が羨ましくなった。
眠気と空腹を感じて、1日目に立ち寄った定食屋さんでゴーヤチャンプルと沖縄の胡椒?の炊き込みご飯、そしてオリオンビールを飲んだ
達成感と緊張感からの解放とオリオンビールで、なんだかすごく幸せな気分だった。
私は1人でもどこへでも行けて、なんでもできてしまうような気がした。
明日の10時には帰るので、もう一人旅が終わってしまう。
かっこいい彼氏に可愛い彼女、お金持ちそうな家族連れ。そんな人たちばかりで、なんだか自分の孤独を感じてしまった時もあった。
行きたかったご飯屋さんがいっぱいでなかなか決まらなくて彷徨って辛かったりしたことも。
でも終わるとなるとなんだか寂しい。
旅行は本当に不思議で、旅行中は辛かったり居心地悪かったりすることもあるんだけど、終わると必ず楽しかったなあってなる。
だからどんな旅でも飛行機やらなんやらのチケットを買って出発した時点で成功なんだと思う。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?