随筆 チンゲン革命(1)
創価ネタと私
みんな、創価学会の言うことは嘘くさいと思うかい?
彼らの発表が信じられないのかい?
私も同じなんだ。創価学会が発表した内容を信じられないんだ。
そうなると、先生の訃報も信じられないということになる。つまり‥
先生は今日もお元気に執筆されています!
どうも若本です。
この3ヶ月ほどは、創価ネタで頭を使うことが多かったのよ。
チンゲン革命を書くため、過去の経験を思い出す必要があったからね。
今の私にとっては、何かを考えるよりも、何かを思い出すことの方が難しいのよ。
若い時は何でも覚えて何でも思い出せたのにね。
三十路を過ぎてくると、理解力や思考力が高まる。ような気がする。
それとは対照的に、記憶関係の能力はアレになって来るんだよ。
ほらね、いま「アレ」で逃げたでしょ。思い出すのが面倒だからだよ。
何を思い出すべきかも思い出せない。
ほんとアレだわ。
それはそうとしてアレだ。
チンゲン革命で創価ネタを書いてたでしょ?
あれだけ書いておいてこんなことを言うのもどうかと思うけれど、私はあまり創価学会の文化と相性が良くない。
興味や関心はあるのだが、とにかくムードが合わない。
何もかもが合わないという訳ではない。
しかし、どうにもこうにも馴染めない、許せないカルチャーがあるのだ。
今日はそんな話だ。
創価学会で良く目にするワードをチェックしてみよう。
よく見かけるのは「大勝利」、「永遠」、「正義」のようなワードたちだ。
これらはダサいのだけど、笑えるから良い。
普段の会話でも、つい用いてしまう。
(例)
「このパワポ資料ね、構成をこうやってこの順番してみるでしょ?ほら、これで論理がスッキリする。大勝利じゃん。」
「今日は油そばだな。炭水化物は正義だ。」
他には、「謗法」「堕地獄」「頭破七分」などの呪いワードも過激で面白い。
流石に普段の会話では使えないが、日蓮界隈の人たちには有効なギャグになる。
このように、「笑えるから許せるワード」もあるにはある。
しかし、「ヤング」、「ビクトリー」、「ルネサンス」といった単語たち。
これらはダメだ。
恥ずかしさと嫌悪感が混ざったような気分になる。
共感性羞恥というのだろうか。
私の場合は、界隈の人にギャグで言うのも憚られる。
特に「ビクトリー」はもうね、どうしようもなく恥ずかしい。
何故なのだろう。
私だけか?皆は「ビクトリー◯◯」とか、恥ずかしくならないの?
あと、地域組織の名前に付与される「栄光」とか「太陽」も苦手だわ〜。
◯◯栄光圏、みたいな感じ。
いや、長いこと組織にいないからね。
本当のところは覚えてないよ?
でも、そんな感じのネーミングだった気がするのよ。
崎陽軒みたいな感じで栄光圏。ないわ〜。
他にも、一昔前にあったの悪口ギャグは苦手だったね。
日蓮正宗への対抗意識が激しい時期のことだ。
大きな会合で青年部が得意気に放つのだ。
あるいは、聖教新聞の紙上座談会で。
これが全く品位に欠けるもので、平気で他人の病気や不幸をあざ笑う。
物凄く下品なネタなのに、聞いてる側もドッと笑う。
その感じも含めて、受け入れられなかった。
何だろうね。
ズブズブにハマっている創価学会員というのは、
「敵対者にマウントを取らないと死ぬ装置」でも埋め込まれてるのかな?
そう疑うくらい、悪口とマウンティングが酷かった。
あの感じは苦手だわ。
何?
「若本よ、お前もマウント取りたがりじゃないか!」
だって?
当たり前だろう。わしゃ創価学会員ぞ。
マウンティング症候群は、創価学会に限らずだね。
日蓮正宗や顕正会の人にも多い。
何か知らんけど「全人類に共通な、永遠不変の正義」みたいなものを想定しているらしい。
そんなものがあれば、とっくに世界は統一されて平和になっとるがね。
有史以来、人類が示し続けているのは「全員に適用可能な正義なんて、どこにもねぇよ」ということだ。
それなのに、自宗自派のモノサシを押し付けて「◯◯が正しい!」「●●が正義だ!」と叫んでいる。
こっちは違うモノサシを使ってるんだよ。こっちというか、皆がそれぞれにちょっとずつ違うモノサシを使っている。
せめて換算くらいしてから言えや、と。
最中に「どう?これ気持ちいいでしょ?」とか言って同意を求めるタイプの男がいるが、それくらいには気色悪いぞ。
気持ちいいかどうかなんて、こっちが決めることだ。
お前が決めることじゃねぇ。お前の趣味を押し付けるんじゃねぇ、と。
話が良い感じに逸れた。何?「結局、ただの下ネタじゃないか」だって?良いだろ、話が逸れても。
そりゃあんたが勝手に意識しちゃっただけだ。
わしゃ「最中」としか書いてないぞ。和菓子のことかも知れないじゃないか。
それなのに下ネタとは…この…ドスケベめ!でも、ドスケベは嫌いじゃないぜ。
「筆に随う」と書いて随筆だ。筆の赴くままに。キーボードだけど。
そんなところで、今日はおしまいじゃ!ビクトリー!
…んー。
どうかね。こんな感じのテンションで書くかな。
色々と試行錯誤しながらだね。
というか、もっと規模のデカい文書を書かねばならないのに、noteを書いてて最近はあまり進んでない。
あまりスキがなかったら、しばし中断するぞ!
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ちょっと急だけど、法華経の話題でオンラインミーティングにゲスト参加します。
■いちりん楽座 カタリバ『法華経』ってなんだろう?
4/28の13:30開場
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基本的には、法華経を読んだことがある人に向けた内容になると思います。
全体構造が掴みにくく、一経全体の要約が難しい法華経。
釈迦や祖師方ではなく、法華経編集者の気持ちになって読んでみましょう。
すると、従来の教理では見えてこない枠組み、あるいは編集者の想いが浮き上がる…かもね!知らんけど。
というような話です。