『虐待児の詩』 青い鳥の記憶
「優しさって」
幼い頃 母と電車に 乗っていた
障害者の 若者が
停車駅で 乗ってきた
発車と同時に 蹌踉けて
転けそうになった 若者を
どうして誰も 手を貸さないんだろうと
ジッと 見ていたら
母に 見るなと 制止された
僕は 手を差し伸べない 母を軽蔑した
##優しさって
ねぇ 優しさって なんなんだろう・・
幼い頃 母と電車に 乗っていた
障害者の 若者が
停車駅で 乗ってきた
発車と同時に 蹌踉けて
転けそうになった 若者を
どうして誰も 手を貸さないんだろうと
ジッと 見ていたら
母に 見るなと 制止された
僕は 手を差し伸べない 母を軽蔑した
##優しさって
ねぇ 優しさって なんなんだろう・・