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『虐待児の詩』 青い鳥の記憶

「透明の檻」


誰の所為
歌えなくなったのは 誰の所為

暮らしていた
透明の檻の中で 暮らしていた

県境 国境 誰にも見えぬ壁

僕らは 越えることが出来る
いつでも 越えることが出来る

##透明の檻

遮る壁など どこにも無い
語りかける だけで良い

此処に居るよと 語れば良い。




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