『虐待児の詩』 青い鳥の記憶
「浜辺の朝」
夜中に ボードを積んで 家を出た
夜明け前に 浜の駐車場に 着く
白々と明け始めた 海岸線を眺めながら
音量を絞った スピーカーから
友人が選曲した ランディが 流れていた
ワックスを擦りつける 微かな打撃音と
仄かに香る ココナッツの香り 波の音
##浜辺の朝
夜中に ボードを積んで 家を出た
夜明け前に 浜の駐車場に 着く
白々と明け始めた 海岸線を眺めながら
音量を絞った スピーカーから
友人が選曲した ランディが 流れていた
ワックスを擦りつける 微かな打撃音と
仄かに香る ココナッツの香り 波の音
##浜辺の朝