『虐待児の詩』 青い鳥の記憶
「望まぬ儘に」
其の木は 一本 凜と立っていた
吹きっ曝しで 地が剥き出した丘に
独りぽつんと 立っていた
年がら年中 葉も無く 花も無く
実も無く 其処に 立っていた
夢は あったろうか
希望を 抱いたろうか
##望まぬ儘に
想い描いた 未来だったのかい
其処に 独りで・・
其の木は 一本 凜と立っていた
吹きっ曝しで 地が剥き出した丘に
独りぽつんと 立っていた
年がら年中 葉も無く 花も無く
実も無く 其処に 立っていた
夢は あったろうか
希望を 抱いたろうか
##望まぬ儘に
想い描いた 未来だったのかい
其処に 独りで・・