『虐待児の詩』 青い鳥の記憶
「月明かりの部屋」
聞こえていた 心が脈打つ 鼓動が
薄暗く 月光に 照らされて
紅潮した 薄桃色の カタツムリが
這い回った痕が 反射して
愛の輪郭を 浮かび上がらせる
喉に詰まらせたような 鼻に抜ける声が
心音を 掻き消した刹那
僕らは 至福に 充たされた
##月明かりの部屋
聞こえていた 心が脈打つ 鼓動が
薄暗く 月光に 照らされて
紅潮した 薄桃色の カタツムリが
這い回った痕が 反射して
愛の輪郭を 浮かび上がらせる
喉に詰まらせたような 鼻に抜ける声が
心音を 掻き消した刹那
僕らは 至福に 充たされた
##月明かりの部屋