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『虐待児の詩』 青い鳥の記憶

「伽藍堂の心」


我思う 何想う
我在りとても 我知らず

我心無きは 我無しか
我思うとも 我無しか

我心非ず 此処に在らず

唯 野分けの風 吹き抜けるのみ

##伽藍堂の心

秋の 訪れと共に
漂って 流されて
流れ 流れて 何時までも
流れ 流れて 何処までも

我 吹き飛んで往け




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