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『虐待児の詩』 青い鳥の記憶

「孤独な奴ら」


遣り切れない 気持ちを
引き摺りながら 一日を

なんとか やり過ごす

暗い部屋に 帰ることを躊躇い
終電をやり過ごして もう一軒

馴染みの顔 顔しか知らぬ他人

私生活には 立ち入らない
それが 暗黙のルール だから

##孤独な奴ら

くだらない話 安酒に肴を少し




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