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『虐待児の詩』　青い鳥の記憶

緒頭苫法界

「夜空を見上げて」

星を　数えていた
流れる星を　ひとつ　ふたつ

遠くに在る　銀河など　どうでもいい
僕らは　同じ夜空を観　同じ夜を過ごした

滴る汗も　色香と変わり
一緒に　登頂する

歓喜の汗に　絶叫した
何度も　なんども

##夜空を見上げて

確かに　僕らは　此処に居た
流星が見てた



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