![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/91605790/rectangle_large_type_2_b54b1753b5fa3e4e1d4039ee0e4c1744.jpeg?width=1200)
『虐待児の詩』 Boku No Uta
僕は虐待児・・・
僕は虐待児・・・
そう、僕は今でも虐待児だ。
加害者だった父も母も亡くなった。
今、「僕は、虐待児だった」と云うべきなのだろうか?
育児放棄、性的虐待・・・
虐待にも、色んなものがある。
政府が区分けした4種の虐待は傍観者が業務遂行のために区分けしただけのもの
児童虐待の定義
身体的虐待、性的虐待、ネグレクト、心理的虐待の4つだそうだ
こんなもの、実際に虐待を受けたことの無い者が分類したとしか思えない
何故なら、すべては心理的虐待に集約されるからだ。
誰かが気付いて、虐待をされない環境に保護したとして、
虐待児が解放されることはない。
それがどんな形の虐待であったにせよだ。
虐待、それは心の奥に負わせられた心の傷
一度傷ついた心は癒えることなど無い
それは時を経るごとに無限に増殖する
無限の心を永遠にむしばみ続けるのだ。
それは、一生、死ぬまで引きずって行くことになる
そう、残念ながら、僕は今でも虐待児のままだ。