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『虐待児の詩』 青い鳥の記憶

「本物の美しさ」


一所懸命 汗だくに成って
放心で 藻掻き喘ぐ 君

先の見えぬ路 泥に塗れながら
形振り構わず 突き進む 君

傷だらけの心を 抱えた儘
陵辱に晒され乍ら 諦めぬ 君

曝け出された 君は
本当に美しい

醜態に 隠された

##本物の美しさ

其れは まるで 彼方の光り




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