ほっかいどう暮らし9 留萌駅で弁当を買う
日曜劇場「テセウスの船」終わっちゃいました。ちょっとロスです。(#まさか慎吾が)
かなり見応えのあるドラマでしたね。犯人は誰かにもヤキモキしましたが、佐野文吾(鈴木亮平)と心(竹内涼真)の親子の絆に涙し、由紀(上野樹里)や和子(榮倉奈々)の強さと優しさに感動し....ん?
ふと思い出したのが
北海道の情報誌「別HO 2018年8月号増刊」に載っていた
ニシンとカズノコの親子駅弁 留萌「にしんおやこ弁当」
(#しゃれかよっ!)
長いこと北海道に住んでいるけど、留萌には一度も行ったことがないのでちょっと予習。
留萌市は留萌地方の中心都市である。(中略)留萌港では現今においてもニシンが水揚げされ、その魚卵であるカズノコの国内最大の加工地である。(Wikipediaより)
カズノコの名産地なんですね。留萌市のHPを覗いてみると
結婚したらカズノコがもらえるそうです。
しかし携帯のマップで調べてみると留萌駅まで
片道170Km 所要時間 車で3時間半
と‥遠い。しかも
代わり映えのしない景色が延々と続く。でっかいどう北海道を改めて実感。そして走ること3時間半、やってきました
留萌駅。弁当の受取りは待合室の立ち食いそばやさんとのこと。予約でお願いしていた時間までまだ余裕があるので、立ち食いそばを。
この感じ、いいですねぇ。待合室中に良い香りが。せっかく留萌まできたので
にしんそば(600円)。
麺は少し柔らかめだったのですが、なんとも出汁の香りのよいこと。そして何よりも
にしんの甘露煮がまぁ美味しい。けっこう濃い目の味付けなんですが、このそばの上に乗ると絶品。食べに行く価値ありです。
さて、肝心の「にしんおやこ弁当」ですが、先程の雑誌によりますと
平成15年に販売を開始し、全国駅弁大会で約6,000食販売の実績を誇るのが、にしんおやこ弁当。大きなカズノコ2本と、身欠ニシンの甘露煮が1折の中に入っており、留萌の海の幸を一度で味わえるのだ。
そして、にしんおやこ弁当(900円)
ふたを開けると
カズノコもニシンも、思っていたよりデカいな。
カズノコはとてもいい塩梅。おかずでもつまみでもいける感じ。しかも食感ブッチプチ。
身欠ニシンの甘露煮は冷めても美味しいように味付けも工夫されているんだって。
ご飯も地元のななつぼしを使っているそうです。
よく駅弁を肴にビールを飲んでる人を見かけますが、この弁当は本当にお酒にも合うんじゃないかな。
すっかり満足して、また3時間半かけて帰りました。
夕方近所のオヤジ達が飲みに来たので「往復7時間もかけて買ってきたんだよ」と(もったいないので2人で1折)弁当を出してあげたら、フタを開けるなり「おっ!カズノコだっ!」って
おいっ!
もっと大事に食べれやーーーーっ!
おしまい
JR留萌駅立喰いそば店
留萌市船場町2丁目 JR留萌駅内