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ほっかいどう暮らし19 小樽で焼きそばを食べる

9月のとある日曜日の朝、近所に住む飲み友達のコーイチさん(40代後半)に電話をして

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コーイチさん「なんたって小樽のあんかけ焼きそばは有名だからね!!」

僕「ん?」

コーイチさん「で?どこの店行く?桂苑?龍鳳?それとも大丸か?」

僕「どんど」

コーイチさん「どんど?聞いたことないけど、でもお勧めなら行ってみようぜ」

ということで

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小樽へ。

「どんど」はJR小樽駅の向かいにある

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長崎屋さんの地下にあるらしい。歩きながら食べログなどネットで得た情報を。

僕「どんどの焼きそばは『小樽市民のソウルフード』とか『小樽の愛すべき最強B級グルメ』って言われてるらしいよ」

コーイチさん「ほぉ〜、それは期待しちゃうな〜」

などと言っているうちに長崎屋の階段を降り地下へ。「あった、あった。あれがどんどだ」と言うと

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ジャジャーン!

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「タイ焼・焼ソバ どんど」

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焼きそば並 300円、ジャンボ(2玉)でも400円!安い!!さすが小樽市民のソウルフード。

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バリエーションも豊富である。

「えーっ!あんかけ焼きそばじゃないの⁈」としぶるコーイチさんを「いや、初めからあんかけ焼きそばとは言ってないし、せっかくここまで来たんだし、何といってもソウルフードだし」などと説得してカウンターへ。

「焼きそば並玉子チャーシュー(スープ付)」(400円)を注文。代金は商品と引き換えに支払うシステム。

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半熟玉子の黄身をどの段階で崩したらいいか迷うが

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とりあえず割って麺に絡めてみる。麺は懐かしい味というか、僕にとってはちょっと薄味である。なのでカウンターの上に置いてある

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ソース・ラー油・酢で自分好みに味付けして食べるらしい。試しにラー油を多めにかけてみたら、まぁ美味しい。(個人的な感想です)

満足して店を出るとコーイチさんが「こーいうの嫌いじゃないんだけどさー、おいしかったんだけどさー、でもやっぱりさー

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わかった、わかった。それじゃあとりあえず今食べたばかりだし、頭を冷やしついでに

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「まあ、まあ。入館料は僕が払うから」とまたも説得し、小樽市総合博物館の裏手にある「手宮洞窟」へ。(ちなみに入館料は100円である)

手宮洞窟は1866年に「石工の長兵衛さん」が偶然発見したもので、洞窟の岩壁には約1600年前頃(続縄文時代中頃〜後半)に刻まれた人や動物などの様々な文様が残されているらしい。

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手宮洞窟に到着。しかし

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きゅ~かん~ちゅう~

まあ、今の時期は仕方がないとあきらめる。

ただ、なんだか二人とも期待叶わずモヤモヤした気持ちが残ってしまいました。

しかしその後「中華食堂 桂苑」さんに行って

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あんかけ焼きそばを食べたら

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すっかりご機嫌直りましたとさ。よかった、よかった。

おしまい。

焼きそばはどちらも美味しかったです。

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