ほっかいどう暮らし17 またニッカウヰスキーに行く
8月のとある休日の早朝、近所のオヤジから電話が入る。
「なんだね?じゃないよ!今日ニッカの工場見学の予約してあるから」
「はっ?」
「早めに出発するからすぐ準備して」
「いや、聞いてませんけど」
「言いましたよ!先月!!」
うーむ、そういえば1ヶ月くらい前お酒の席でそんな話をしたような‥‥。
ということで近所のオヤジ達四人で「ニッカウヰスキー北海道工場余市蒸溜所」へ。
2020年8月現在、工場敷地内への立ち入りは事前予約が必要な見学ツアー参加者のみとなっております。
先ずはイラスト左下の受付で検温と手指の消毒を受け、次の待合室で簡単なレクチャーを受けます。見学ツアーは蜜を避けるため、少人数のグループで30分おきに出発となります。
何と言ってもこの見学ツアーにはガイドさんがついてくれます。
しかもこのガイドさんの説明がとてもわかりやすく、目からウロコぽろりでした。今回で6回目のコウイチさんも見学ツアーは初めてだったらしく、最初は
などと言っていたのですが、ツアーの中程になると
ハ行を連発していました。(「ひ」はないけど)
ガイドさん付きツアーは絶対にお勧めです。
一通り施設の見学が終わると、お待ちかねの「無料試飲コーナー」へ。
ちなみに次の二枚の画像は2019年10月に行った時のもの。
「無料試飲コーナー」は団体客も多く、空いている席を探すのもたいへん。また、試飲も「スーパーニッカ」「シングルモルト余市」「アップルワイン」の3種類の飲み比べができたのですが、今回は
1グループ15分に限られているので「シングルモルト」か「アップルワイン」どちらかの試飲となってました。
この後は自由見学となったので、まっすぐ有料試飲コーナーへ。(ただの飲ん兵衛のオヤジだな)
ここではガイドさんお勧めの「シングルカスク余市10年」15cc 千円を試飲。すると横でゆういちさんが「あっ!しまった!!」と言うのでどうしたのかと思ったら
当然みんなから「気つけかっ!」「養命酒かっ!」とつっこまれる。
最後にお楽しみの売店へ。
余市蒸溜所限定ウイスキー。
スーパーニッカ余市蒸溜所限定ラベル。
余市蒸溜所限定 木彫りの熊。
ウイスキー好きにはたまりませんな。
そんな中、口には出さないもののみんな気付いてしまいました。
ゆういちさんがこっそりと高いウイスキーを買っているのを!!
お昼は小樽に戻って「藪半」さんで「かき揚げせいろ」をいただき、夕方前に帰宅しました。
帰ってからはいつも通り「反省会だ!」「打ち上げだ!」と理由をつけて酒を飲むことになります。
少々酔いも回り始めた頃「そういえばゆういちさん、ニッカの売店で高いウイスキー買ってたしょ」「なんか悪いね、気をつかわせちゃって」「遠慮するのも何だから、ありがたく頂戴いたします」と言うと
えーーーっ!勝手に期待したーーっ!!
おしまい
高いウイスキーはクリスマスか年末にみんなで飲む用にとっておくんだって。めでたしめでたし。