北海道パ酒ポートの旅6 マオイ自由の丘ワイナリー
パ酒ポート。それは北海道内の酒蔵やワイナリー、ビール工場などを巡る大人のスタンプラリー。
2020-2021版パ酒ポートの参加製造所は17施設。前回までで集めたスタンプは8となっています。
9月のとある金曜日の夜、近所のオヤジ達とお酒を飲んでいた時のこと。
「今度の休みにパ酒ポートのスタンプをもらいに長沼の小さなワイナリーに行く予定なんだわ」という話をしたら、そのうちの一人、タケちゃん(40代中盤)が「俺も一緒にいくわ。だって
それを聞いた他のオヤジ2人
この人達は放っておこう。
日曜日の朝タケちゃんと2人で出発。
のどかな風景を眺めつつ車で走ること約1時間。やって来たのは、夕張郡長沼町のマオイ丘陵にあるマオイ自由の丘ワイナリー。
マオイ自由の丘ワイナリーさんは、かつては「日本一小さなワイナリー」と言われていたのだそうです。そこを30代の若い造り手が個人オーナーから譲り受け、畑の規模を拡大。現在は様々な品種の育成に取り組んでいるとのこと。
こちらのワイナリーの1番の特徴は自社畑で栽培した「山ブドウ系の品種」を中心にワイン造りを営んでいること。他のワイナリーではなかなか見ることのできない珍しい品種も多く(希少品種「岩松」、山フレドニア、ヒマラヤなど)、そこから醸し出される独特な風味のワインは全国的に根強いファンがいるのだそうです。
小さなワインショップは先客5、6人でもういっぱい。外で待っているとお店の方から「隣に見晴台がありますので、よろしければ先にそちらをご覧になっていてください」と声をかけていただきました。
隣接する平屋の建物に据え付けられた鉄製の階段を登ってみると
石狩平野を一望する180°以上の大パノラマ。吹き抜ける風も気持ちいい。(ちなみに長沼町は「夕陽の町」としても知られていて、ここから見る夕暮れの景色はまさに絶景なのだそう)
しばらく見惚れている間に、人も少なくなってきたようなので再びワインショップへ。
ワインショップでは山ソービニオンや山ブドウなどを使用したワインを試飲しながら購入することができます。
何種類か試飲させていただいた後カバンからパ酒ポートを取り出すと、お店の方から「あら、パ酒ポートをお持ちなんですね。こちらでも特典をご利用いただけますよ」と言われました。このワイナリーでのパ酒ポート特典は
「山ブドウ2008」を20%OFFでご提供
「酸味があるのですが飲みやすいと、女性にもけっこう人気なんですよ」とのこと。
しかしこのワイン、元々の値段が5,000円以上する「僕にとってはかなりお高め」のワイン。いくら20%OFFと言われても‥‥。
「今回はいいです。また今度にします」と言いかけた時、横からタケちゃんが
ええっ!?
勝手な思い込みですが....。
それでもスタンプ1つゲット
全施設制覇まで後8!!
おしまい。
ちなみにタケちゃんが購入した「山ブドウ2008」がこちら
少しだけ飲ませてもらったのですが、割とすっぱい感じで、一口飲んで「あっ、これ高いやつだ」と思える味わいでした。
全然伝わらねぇ〜