ほっかいどう暮らし84 かつふじ チャレンジカツ丼
先日、ご近所に住む飲み友達のコーイチさん(40代後半)とゆういちさん(40代半ば)と僕の3人で千歳のビックリッキー(ディスカウントのお酒屋さん)に行きました。
買い物を終えて車に乗り込むと、ちょうどラジオから12時を告げる時報が。すると運転していたコーイチさんが急に
「カツ丼食べたい」
って。
僕 「ああ、ちょうどお昼か。何か食べて帰ろうか」
コーイチさん 「カツ丼じゃない?」
ゆういちさん 「帰り道にあるお店の、どこか適当な所に入るか?」
コーイチさん 「カツ丼だな」
...今日はずいぶんカツ丼にこだわるので「どうした?」と聞いたら
カ、カツ丼の夢?そんなに好きなのっ?!
「それなら、この間食べて美味しかったから」とゆういちさんの案内で向かいましたのが、恵庭市にあります「かつふじ」さん。
雪道せまっ!!
と思ったらこちらは裏口で、向かって左手に正面の入口がありました(笑)。
小上がり席に座ってメニューを見ていたら、コーイチさんが
と言って指差したのは
チャレンジカツ丼鬼盛り!6人前!!
しかも30分以内に完食するとお代はタダになるらしい...。
ゆういちさん 「よしなさいよ、もう若くないんだから!」
僕 「そうそう、普通のカツ丼で足りなかったらもう一杯おかわりすればいいしょ」
と言ったのですが
コーイチさん 「だいじょうぶだって。もしダメだったら生ビールご馳走するわ」
そこまで言うなら見届けましょう。
と言うことで、僕とゆういちさんはカツ丼(竹)をコーイチさんはチャレンジカツ丼鬼盛りを注文。
テーブルに置かれたお茶を飲みながら待っていると、まずは
カツ丼(竹)
適度に脂身のある分厚いトンカツ。卵で閉じた味付けもちょうど良い。久しぶりに食べたけど、やっぱりカツ丼美味しいな。
そしてやってきました
チャレンジカツ丼鬼盛り
さすがのコーイチさんも実物を見てちょっと怯んだか、お店の人から
「チャレンジ開始の鐘、鳴らしますか?」
と聞かれて「けっこうです、注目されると実力を出せないタイプなんで」って言ってました。
一応僕のカツ丼と並べてみましたが、大きさ伝わるでしょうか。これの6杯分ということです。(正確にはカツ丼梅の6杯分)
お店の方がタイマーのボタンを押してチャレンジスタート。
用意していただいたスプーンでワシワシと食べ進めるコーイチさん
タイマーは残り時間を表示しています。ほぼ10分で3分の1に到達。いいペース!!
しかし徐々にペースは落ちていき
謎の動きを始めるコーイチさん。
それでも
なんとか半分を超えました。
しかしその後
気を紛らわす為か、突然携帯を見始める...現実逃避!?
そして
タイマーのベルが鳴って、しゅ〜りょ〜う。
制限時間には間に合わなかったけれど「完食」を目指して少しずつ口に運んでいたコーイチさんですが、お店の方の
「お持ち帰りできますよ」
の一言で
気持ちが折れ、お持ち帰りに。
その後はずっと「うぷ、うぷぷっ」と言っているコーイチさんの運転で帰宅。
その日の夕方、コーイチさんから「生ビールの用意ができたぞ」と連絡が来ました。
「食べきれなかったら生ビール」の約束は本気だったのか、と行ってみると
サ、サーバー?しかも18リットルタンク!?
そしてコーイチさんが
「で?ツマミは何にする?」
と言うので
僕 「ま、まだ食べる気か?」
ゆういちさん 「持ち帰ったカツ丼を食べなさいよ」
と言ったら
コーイチさん、あんたのお腹
ど〜なっているんだ〜〜っ!?
おしまい
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