三階滝(伊達市大滝区)
さんがいたき(だてしおおたきく)
油絵 F8 ベニヤ 横455×縦380 2016制作
トマムリゾートが、中国人経営に代わりましたが、トマムは当初大滝村(今の伊達市大滝区)に計画されたものでした。
千歳空港からの交通を考えてトマムになりましたが、吹雪が問題だったようでスキーリゾートからの転換を余儀なくされました。
大滝区は現在は、道内の大手観光開発が運営する温泉旅館が建つ地域に変わりました。
大滝村(おおたきむら)は、2006年3月1日に伊達市へ編入され、伊達市の地域自治区「大滝区」となりました。
壮瞥町を間に挟むため、飛地となっています。村名は、村の名所である三階滝に由来しています。
三階というので、滝が三階建てのマンションから段々と下ってくるのだろうと思い出かけました。滝があるのは道道86号沿いで、この道道に入るには二か所しかありません。
一つは、支笏湖の西を通る国道453号から入るのと、白老町のポロト湖を過ぎた国道36号からの入口です。いずれも、あまり知られた道路ではありませんから30数年前にリゾート開発会社は躊躇したのでしょう。私は、この両方の入り口から二度訪れました。
絵を描いたのは最初に訪れた時のものですが、二度目に行った時に滝壺まで降りていく道があるのが分かりました。
そこまで降りると、三階の滝として眺められるのだろとうと思います。
しかし、危険なので諦めました。