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渡島当別駅(北斗市) 水彩画 2024年12月 制作

道南いさりび鉄道(旧江差線)渡島当別駅の前に「男爵資料館」がありました。

男爵資料館は「男爵イモ」の川田龍吉のことです。
川田はスコットランドから「ジャガイモ」を輸入し、七飯村の農業会で試作させます。収獲し品種名が不明であったため川田が男爵であったため「男爵イモ」と命名しました。

函館ドック再建のために明治39年に来道した人物です。
明治44年に 函館ドックを退社し、渡島当別(現・北斗市)に新たに農場を開き, 最新式の農機具を輸入し機械化による農業を試みました。

私は男爵資料館が渡島当別にあったころを訪ねたことがあります。
広い敷地で当時の建物の中に所狭しと、農業機械や川田が日本で初めて乗車した自家用車などもありました。しかし、これを個人で維持していくのは大変だと思っていたら閉鎖したとHPで知りました。
今は、七飯町の道の駅敷地内に移動して一部が展示されています。


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